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燈籠くんの怪奇的高校生活(仮称)

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「ははーん、海人くんも本当は怖くてたまらない口でしょ? よし、ここはテンションあげる為に百物語でもしますか!」
「したくもねーし、しようとも思わないし、する気にもならねぇよ!」
夜が明けちまうわ。
・・・・・・ん? 明けた方がいいのかな?
「えー、つまんないのー」
宇城丞が、ぶつぶつ言い始めたので俺は宇城丞が発する音声のみ遮断することに決めた。
それからもくだらない話を交えつつ歩き続け、時間が経つにつれ自ずと四人の口数も減ってきた。
それがまた周りの雰囲気と混ざり溶け合い、不気味な雰囲気をより一層深め始めた。
ここで余談だが、ここまでの交通費、雑貨代は本当に部費でおりた。
結羽海さんは一体どのような理論をまくし立て、学校側を言いくるめたのだろう。
というか結羽海さんは、学校内で相当な権力を持っていそうだ。
ここまでくると結羽海さんは最強で最大の自己中のように感じる。
「燈籠くん、何故私が自己中だと思うんだい?心外だな。君にそう思われていたなんて」
結羽海さんは何の脈絡もなく言った。