ジェスカ ラ フィン
ホメネカは.し上空に上がっていった。そして無言になった。空から蜘蛛が
生えている。空の案山子。「フェザ山脈」は折れ、「レララトラルの灯台」も
折れていた。「レーピオンドの町」の住民達が、取り敢えず、「レーピオンド
の町」に戻って、様子を見てくることにした。
3日後に、馬を走らせて住民達が大急ぎで帰って来た。
「大変です!! 月が砕けた拍子で落ちて来た3日月に乗って、盗賊団の下っ
端が、各地で暴れまわっているようです!!」
鹿の雪像のエラスは言った。
「3日月の船に乗って、月の岩で作った銃で、レーザーを発しているのです。
『レーピオンドの町』に帰ってみますと、暴動が起こり、『エクアクスという
1行を殺せ!! 盗賊団のダズバクルフ教が、エクアクスを殺せば、世界の保
全は守ってやる!! と言ったんだ!! 『フェザ山脈』を、聖なる山として
あがみ、『ベラのジャングル』の北方にある、『ライファモンの神殿』と、
『テンペライモンドの神殿』を拝めとリギー様が言っていたんだ!!』と言っ
て、女や子供を襲い、食料や水を獲って、ダズバグルフ盗賊団の仲間入りをし
ているのです!! 盗賊団と宗教です。『レーピオンドの町』から世界中に暴
動が起こって、拡がっていっています!! 月の石は、『金融経済国ヘンザウ
ロ』の株券のお金に代わって、出回っているそうです!! 高く売れ、『ヘミ
ダグリンの町』では、薬品と物々交換できるそうです!!」
「私達はとにかく『レーピオンドの町』に戻って『レララトラルの灯台』を見
てきます!! あなた方は『テドゾファンドムの砦』に行って、ジャンガズガ
ンズの鎧を強奪するんですね!! 暴動をできるだけ食い止めておきます!!
もし、ダズバグルフ盗賊団を壊滅させることができたら、また再会しましょ
う!! では!!」
そう言って、馬に乗って、トーモンは去っていった。トーモン達は、巨大な
砕けた月の半分だけのものを、避けて行った。「フェザ山脈」を周って、.下
していったようだ。
すると突然、何処から来たのか分からないけれども、盗賊のいでたちをした
動物の毛皮を羽織った、人間や動物や、雪像達が、月の砕けた上にロープを投
げて乗って、月の岩を砕いていた。どうやら「ヘーミッド」の世界中に散らば
っているようだった。僕達は岩山を出た。そして、見つからないように、北上
した。「山脈連邦シャフキウ」が、横に聳えていて、上がれないようになって
いた。此処に、「ベパー・ランセの崖」の、3500年前の「ソンデワン」の
「アパプルードの海水」が溜まっているのかと思った。月の破片を色々見た。
クッキーのように、細かく砕けていて、散らばっていた。僕達は「レンバラの
骨の橋」を渡った。
2週間かけて、「ダラビファダヤの荒野」に着いた。灰色の野原と、岩山と、
岩山の塔と、岩盤があった。湿地のようであった。.の沼が広がっていた。季
節はすっかり春で、4月の上.になっていた。僕は、1月の時にいた、「宗教
国スギミダ」の運河の景色を思い出した。「フェザ山脈」の雪は、地上に落ち
たせいで解け、新しい川を作っていた。僕達は、曇った雷雲の出た、「ダラビ
ファダヤの荒野」を進み、「テドゾファドムの砦」に向かった。ホメネカは、
雷雲の上に立っているようだった。雷雲は、ホメネカのジョイントで作ったも
のらしい。
「.を降らせてこの世界を冠水させることもできるぞ!!」
ホメネカは言って、「フェザ山脈」を元の状態にジョイントで直した。そし
て、「フェザ山脈」の時計を再び進め始めた!!!!
「プロモーションだ!! …お前達は、俺達は、場を持たずに、俺達の領域に
入って来た!! …デボズルジのジョイントになり、タイムライフを.用す
る!! さぁ、か嘗て来い!! 『ダラビファダヤの荒野』はドラゴンの群れ
で溢れ返り、『デドゾファンドムの砦』は復活した8の蟻のダンドルズの神の
白蟻達がキングとなって、待ち構えているだろう!! ダンドルズは、新たに、
自在に、ジョイントで大富豪を使うことができる!! 1年、『フェザ山脈』
の時計が回り続けると、『ヨークナッドの瓶壁』が再生し始め、ダズバグルフ
盗賊団が増加し、完全な『ヨークナッドの瓶壁』ができる。そして、『ロドデ
ゼッドの世界』が誕生するのだ!! もう計画は練ってある。『デドゾファン
ドムの砦』では、あらゆる階級の盗賊団の下っ端がいる。1〜13までだ!!
さぁ、試すがよい!! 己の力を!! 仲間との友情を!!」
ホメネカがそう叫ぶと、遂に「ダラビファダヤの荒野」は開かれた!!
僕達は、武器を出して、飛び出した。ハゲタカや、烏が、「テドゾファンド
ムの砦」の上空で、飛び回っていた。僕達はドラゴン達を切り裂いた。ラロレ
ーンが腕に傷を負った。僕はブレードでドラゴンの羽を叩き落とした。続けて、
ドラゴンの腹を切り裂いて血を吹き出させた。走り、ドラゴンの腹を切り裂い
た。火炎と重力を受けた。僕達は、悪戦苦闘しながら、空に月の出ていない
「テドゾファンドムの砦」へ辿り着いた。ドラゴン達に「テドゾファンドムの
砦」の周りを、囲まれた。僕達は、「テドゾファンドムの砦」の扉を、ぶっ壊
した。
中に入ると、迷宮のようだった。ドラゴンが、扉から入って来た。眼球を半
分にするように、頭部を吹き飛ばした。ソフサラコマが、ジョイントで、ドラ
ゴン達を爆ざした。僕達は、12時を過ぎると、瀕死の状態になったようにバ
テた。ブレードや剣を着いて、倒れた。奥から、ダンドルズが襲って来た!!
手下の白蟻が、地面から岩盤のブロックを壊して、飛び出てきて、全ての空間
をマス目にした!! 僕達は、体のあらゆるところを、食いちぎられ、血が噴
き出た。僕達は服道の天井部分に張り付き、無敵状態となった白蟻を、相手し
ていた。マス目が食われる!! 上の階から、ワラワラと、色の黄色、青、緑、
紫、茶、黒色の狐や今まで倒してきたダズバグルフ盗賊団の紫色のダミーや、
白鼻心が出てきた。ダンドルズが、不気味に笑って、
「大富豪だ!!」
と両手を広げて叫んだ。せっかく今まで敵を倒していたのに、無我夢中に切
り裂いていたせいで、あらゆるキャラクターの強さの順位が変わり、あらゆる、
全体での、「テドゾファンドムの砦」での、強さの順位が変わった。僕達は混
乱した。
「ダメージの配分は…」
僕達は狂って、逆に半殺しにされかけた。ホメネカのことを思い出した。僕
は、「テドゾファンドムの砦」の奥に吹っ飛んだ。そして大量の血を吐いた。
「ジャンガズガンズの鎧は、砦の最上階に祀ってある!! +−ゼロで倒さな
いといけないからな!! お前達の脳では簡.にはできないことだ!!」
ダンドルズは僕達を冷やかした。「テドゾファンドムの砦」だけで0分だ…
外でこのルールが発動されたら…。タイムライフと、大富豪と、+−ゼロで、
僕達は全滅しかけていた。
なんとか、全員階段を上ると、次々に強敵が現れて、ボロボロにされていっ
作品名:ジェスカ ラ フィン 作家名:丸山雅史