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ジェスカ ラ フィン

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3〜4合目までぐらいがそうで、それ以上は、雪が降っていた。僕達は、ロハ
ラ市長から貰った特製の腕時計をし、携帯電話の充電を、3月上.分まで溜め
た。僕達は午後2時に人々に見送られ、登山口を出発した。原生林が残ってい
た。案内図があり、白いロープを張っていた。1日目はちょうどあった、ロッ
ジに泊まった。朝になると、僕達は出発した。2日目はテントを張った。トー
モンはなんと7日間で山を登ったと言った人がいた。

1週間経った。3合目まで昨日登った。4合目に入った。3日経っていた。
4合目を完全に抜けた。10日目に、ダズバグルフ盗賊団の井守のピレンが現
れた。

「俺は盗賊団の10だ!! 吹雪が増す毎につれて、俺は強くなっていく!!
さぁ、俺と戦え!!」

ピレンは叫んで、僕達は全員で、全力で戦った。なんとかピレンを倒すと、
僕達は橇を引っ張って、更に山の上を登った。2日間か嘗て、5合目を登り、
芋虫の12のマガゲジャムを倒した。雪の上には、緑色の血が飛び散っていた。
僕は目尻の先が.し痛んだのに気がついた。4日か嘗て、6合目に着いた。確
かに、ロープウェイ場は、ボロボロに破壊されて、ワイヤーのロープは、弛ん
で、下の雪に落ちていた。僕達は歩を進めた。

「これは大変ですね…ロープウェイ場が、ダズバグルフ盗賊団によって、破壊
されている」

ウィズウィングルは言った。僕達は歩く向きを変えて、どんどん進んだ。猛
吹雪になった。視界が見えない。空気が薄く、僕達は体をロープで縛り合って、
歩いた。

「大丈夫か?!」

僕は声を後ろにかけた。

すると、ソフサラコマが、叫んだ。


「盗賊団だ!!」

前方と、後方から、狐と白鼻心を連れた盗賊団が走って来た!! マス目が
山全体に走る!! しかし、視界があまりよく見えない!!

「俺達は13の蟹のマイヤバッドと、4の毛虫のへゴコニユンだ!!」

という声が聴こえた。狐と、白鼻心は装備をしていた。

「フェザ山脈は、10の階層に分かれる!! ジョイントで灯台を灯すと、10の階層が、自ら、グルグルと回る!!」

蟹のマイヤバッドは言った。

「俺達は、この山では無敵だ!! 山頂で、トーモンは氷漬けにされている。
『ソンパラメードの森』に閉じ込めたのだ!! 俺達は兄弟だ!! 1瞬にし
て、あらゆる階層に移動でき、此処では俺達は2人とも同じ強さだが、山頂に
行くと、ヘゴコニユンは強くなる!! 俺は、『レーピオンドの町』へ下りて、
住民を皆殺しにすることができるぞ!! どうだ!! どっちを選ぶ!! 階
層によって強さが変わる!! トーモンを選ぶか、町の人間を選ぶか!? デ
ゾーは、この1帯を、レーピオンド地方を、フィールドとして、出られなくし
たが、俺達は、やっと、この山から『レーピオンドの町』へ下りられることが
できる!! どっちにしても、お前等と戦うのだ!!」

マイヤバッドはそう叫ぶと、瞬間移動して、どうやら「レーピオンドの町」
を壊滅させてしまったようだ。僕達は、1瞬の出来事だったが、マイヤバッド
が帰ってくると、下へ駆け出して、「レーピオンドの町」に戻ろうとした。し
かし、

「もう遅いわ!! 今頃、『レーピオンドの町』は血溜まりとなって、終わり
を迎えているだろう!!」

とマイヤバッドは嘲笑った。

「山頂で俺達をもし倒したのならば、山を北に下り、『テドゾファンドムの砦』
へ行け!! お前達には、地獄の道となっている!! ジャンガズガンズの鎧
を守り、『テドゾファンドムの砦』での復活を阻止し、我々を封印するために
『バラダラマスの町』に行くのだ!! しかし、もう我ダズバグルフ盗賊団が
『バラダラマスの町』を襲った!! 『バラダラマスの町』では火の海が起こ
り、人々はパニックに落ちている!! 『ライファモンの神殿』では、『バラ
ダマラスの町』を見下ろして、ダズバグルフ盗賊団が笑っている!!」

僕はブレードを噴き出し、マイヤバッドに斬りかかった。マイヤバッドのマ
ントが裂け、マイヤバッドが飛び上がった。仲間達は武器を出したが、フィー
ルドでの瞬間移動に手こずり、苦戦を強いられていた。僕はマイヤバッドを斬
り付けた!! しかし軽々と避けられてしまった!!


「こいつ等を倒すには、頂上に登って、奴等のレベルを下げるしかないようで
す!!」

ラロレーンは叫んだ!! すると、突然、「フェザ山脈」の全体が光った。
頂上から、「レララトラル灯台」の光が、光って、遥か東の砂漠の1帯が焦げ
た!! すかさず携帯電話でチェックして、リアルタイム世界地図の「ヘーミ
ッド」の状況をアップにして見た。その隙に、僕は、マイヤバッドの鋏で、ぶ
ん殴られた。橇が吹き飛び、雪の上に転ぶと、血を吐いた。すると、「フェザ
山脈」が、階層毎に回転し始めた!! 僕達は、灯台の内部の光に当たって、
吹き飛んだ。僕は仲間達とはぐれてしまった!! もの凄い勢いで階層は回転
して、僕は何処に何があるのかが分からず、ただダズバグルフ盗賊団とダズバ
グルフ盗賊団の手下と戦い、上へ登るしか無かった。吹雪の吹き荒れる音しか
聞こえず、何千匹放したか分からない、狐と白鼻心の手下と戦って、猛吹雪の
中洞穴に逃げた。僕は其処で仮眠を取った。僕は数時間後にすぐそこを出た。
北へ、北へと進むしか手段は無かった。地上では、「レーピオンドの町」では、
どうなっているのか分からなかった。僕は禁断のジョイントを使って、仲間の
いる所に、瞬間移動をした。すると其処には、ソフサラコマや、ペリンガや、
ラロレーンや、ウィズウィングルがいた。

「エクアクスさん!! ケッティのハンサメと、レオポンのチンギューガは、
どうやら、どうしようもない状況だったので、『文明国スワンダ』へ帰って行
ってしまいました!! 彼等は一度しか地上に降りられないようです!!」

ラロレーンが、聞こえにくいが、僕に教えてくれた。マイヤバッドが鋏を構
えて、僕をぶっ飛ばした。猛吹雪で、風の音しか聞こえなかった。視界が不可
だ。僕はジョイントでソフサラコマの所まで糸を伸ばして、瞬間的に元の場所
に戻った。ブレードで気配を斬った。何処に誰がいるか分からないが、協力し
て、戦うことにした。そして、狐と白鼻心と戦いながら、上へと突き進んだ。

それから丸1日歩いた。僕は倒れてしまった。ラロレーン、ウィズウィング
ル、ペリンガが倒れ、そしてソフサラコマが倒れた。

「くっ…、もうダメです。敵が強過ぎるし、僕はもう歩けません…」

空腹と睡魔が襲い、限界が来ているようだった。まだ7合も登っていなかっ
た。ヘゴコニユンが真空刃を飛ばし、僕等はバラバラに飛んだ。僕は口から血
を流した。ブレードを服から出した。しかしぶっ飛んだ。トーモンはもう殺さ
れているかもしれないと思った。僕はマイヤバッドにブレードを突き刺された。
僕は血を噴き出し、バタッ、と倒れた。マイヤバッドは、ブレードを抜いて、
他の仲間のところに行った。僕は自分でジョイントで体の傷を治して、ラロレ
ーンの所へ向かった。

作品名:ジェスカ ラ フィン 作家名:丸山雅史