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ジェスカ ラ フィン

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ば!! 私は『パパロメの間欠泉』の宇宙科学者だ。しかし、まずあのスント
ラを倒すのが先決だ!! .際に『ナギャゾグビの長城』に行って、見てこな
いと何も分からないと思う。それから、私のところに尋ねてきてくれ!!…う
わぁ!!」

中年の男性は、伸びたスントラの顎牙によって貫通死した。顎牙を戻して、
僕達に言った。

「余計なことを言うな!! 『セネアトレクの夢』の秘密は、我がダズバグル
フ盗賊団とピネイル女王だけが知っている。『文明国スワンダ』は、ピネイル
女王の城と昔の原型を残したままにして、ホメネカが月から見張りをしている。
『文明国スワンダ』に辿り着きたいのなら、俺達を倒して行け!! お前達は
なかなか強いが、俺達はそう簡.には倒せないぞ!! さぁ、か嘗て来い!!」

スントラはそう言って、顎牙を伸ばし、6末の両手を広げた。僕達は、逃げ
惑う人々を非難させて、片手を広げて、ブレードを出した。ソフサラコマは両
腕にエメラルドグリーンの爪を出した。スントラが煙を巻き上げて、力を溜め
た。スントラの方に引き摺られそうになり、僕達は全力で耐えた。地面に皹が
入って、僕はブレードを光らせて、スントラに近づく時を待った。皹は建物や
ビルに入った。皹が、動きを止めて、固定された。ぐっ!! と力が入って、
建物が多.縮んだように思えた。僕達は霊体のように身軽になり、気がつくと
吹き飛んでいた。皹よりも僕達は遅く飛んで、皹に油が染み込んで、業炎を巻
き起こした。僕達は吹っ飛んで、火の中に倒れた。顎牙の先端がカチッと鳴っ
て、僕達のいる場所は上空に吹き飛んだ。町の中心部は炎の海と化していた。
僕とソフサラコマはビルの前に立った。スントラは顎から牙を外して、曲がっ
た剣にした。剣を振り回して、襲い掛嘗てきた。僕はジョイントを使って、オ
ートバイクをジョイントで繋いでヨーヨーのように操って、スントラの胸に大
打撃を与えた。ズザー!! と後ずさりしたスントラ。武器を両手に持って、
僕達とブレードで争った。ソフサラコマはジョイントでエメラルドグリーンの
剣を両手に持って、苦闘していた。スントラは、6末の手を使って、武器を持
って自在に操っていた。押し戻される僕達。キンキン!! と戦い続けて、ビ
ルのガラス張りのところまで来ると、ガラスに皹が入って、僕達はゼリーに食


い込むような感じで食い込んでいった。ブレードで左の上から2番目の手を吹
き飛ばすと、更に顎牙を伸ばして、僕達をビルに閉じ込めて、牙で間隔を狭め
てきた。

「うわぁぁぁ!!」

僕は大声で叫んだ。脇腹から血が溢れ、ソフサラコマは体毛の中から血を噴
出して、体毛が真っ赤になっていた。肋骨が砕けたような音がした。ソフサラ
コマは、内臓がグチュ、と、潰れたような音がした。ソフサラコマは口から血
を吐いた。スントラの白金のような顔の表面に血がか嘗て、ソフサラコマの血
を蒸発させた。ソフサラコマが左手の剣で白金の皮膚を切り裂こうと、その表
面の摩擦の粉を吹き飛ばした。スントラは口から炎を吐き、僕等は大ダメージ
を受けた。右手の牙を折った剣で、僕の腹を突いた。僕は胃袋の物を吐いた。
前蹴りで離すと、伸びた顎牙と5末の腕で僕達を痛めつけた。僕達は倒れてし
まった。ビルの表面を潰して、折り畳むように、僕達を潰した。ジョイントで、
紙屑みたいにビルの鉄筋が地面に埋まっているのに、地面から離さず、くしゃ
くしゃにした。僕は暗くて、ガラスの飛び散る様子しか見えなかった。膝から
血を吹き出して、全身に大ダメージを受けた。ソフサラコマは、無言だった。
地面に叩きつけられ、僕達は、高層ビルの下.きになってしまった。動けなか
った。なんでこんなにも強いのだろう? 13を超えると強いのか。ここは
「ヘーミッド」で、フィールドが「へミダグリンの町」だと、強さが倍になる
のだと思う。僕は倒れて、ビルの残骸をスントラは吹き飛ばした。

「神を超えればその決められたフィールドではほぼ無敵になるのだよ!! そ
うして盗賊団はその街のマスターになる!! ここからは俺様の血祭りのショ
ーだぜ!! 太陽の生贄にしてやる!!」

スントラは言って、僕達を逆のビルに吹き飛ばした。僕のブレードは曲がっ
ていなかったが、色を失いただの鉄のブレードとなっていた。ソフサラコマは
気絶していた。僕等が協力しないと勝てない相手だ。僕はブレードを高く揚げ
て、大きな円を描き、スントラに立ち向かった。スントラは5末の手で戦って
いた。吹き飛ばした腕から、血が吹き出ていた。筆の軌跡と同じように。壮絶
な戦いが繰り広げられた。戦って戦って戦って、やっと1末の腕を吹き飛ばし
た。ソフサラコマは意識を取り戻し、ビルの瓦礫から立ち上がって、スントラ
にタックルして、スントラを吹き飛ばした。ソフサラコマの内臓から血が吹き
出ていた。僕は大量に汗が噴き出していた。スントラはカチャ、と音を立てて
起き上がった。目の前に牙の剣で線を引いて、右から建物の群を吹き飛ばした。
僕達は、左側に吹き飛んだ。ドガン!! と音を立てて、僕達は死にかけた。
視界が定まらず、顎を開いた口から泡を噴き出していた。左からもの凄い建物
が押し込んできた。地上の中で吹き飛んで、スントラに抉られて、後方に吹き


飛んでいった。廃墟の街だった。僕の服はボロボロで、継ぎ接ぎしたところは
惨めになっていた。コンクリートの地面に亀裂が入って、亀裂から向こうの地
面ごと、後方へ吹き飛んだ。僕達は吹き飛んで倒れていた。パラ……、と音が
して、僕は目を閉じていた。勝てない…。どうすればいいんだ…。僕はブレー
ドで立って、ソフサラコマと戦闘する構えをした。スントラは緑色の血を胸か
ら垂らして、バキャ、バキャ、と歩いて来た。手に力を込めていなく、肩をだ
らん、と垂らして、歩いてきた。僕はブレードを構え、飛び出して、胸を切り
裂いた。右足で蹴り、向こうに吹き飛ばした。ソフサラコマは浮き上がって、
空気と空気を吹き飛ばした。スントラは胸にダメージを食らい、顔を真横に向
かせて、動きを止めた。空気と空気を超特急で交差させて、スントラを停止さ
せた。スントラは血を噴き出した。僕は全力で駆け出して左足の太腿ぐらいか
ら下を、ブレードで吹き飛ばした。スントラはよろめいて、5末足で陸上を歩
くうつ伏せになった後、ソフサラコマは、ジョイントを吹き飛ばして、ビルの
残骸を、真下に落として、スントラをぐちゃぐちゃに潰した。ビルを吹き飛ば
したスントラは、勢い良く地面を両腕で殴って、自分を中心にして、ビルを吹
き飛ばした。僕はビルの川に吹き飛ばされて飲み込まれた。ソフサラコマは、
爆風に飲み込まれた。暫く時間が経つと、スントラは、起き上がって、コンク
リートの埃を払った。剣を構えて、僕等のことを叫んで、探しているようだっ
た。僕の頬は、血で真っ赤になっていた。ブレードにグリップを出して、カチ
ン、と構えて、ビルの砕けた壁から出して伸ばした。スントラがこちらを見る
と、構えて、駆けて、スントラの剣とブレードがぶつかった。力を込めて、引
作品名:ジェスカ ラ フィン 作家名:丸山雅史