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ジェスカ ラ フィン

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開けてあげよう。ダズバグルフ盗賊団の言いなりになって開けていたが、最近、
ダズバグルフ盗賊団がやって来た後に、『浮遊船エスピショー』という船がこ
の『リッドホール』にやって来た。どうやら、『ソピョーゾギャニアンの宇宙』
が、選んだそうだな。科学者の若者達で、年のいったダビャーズ船長は私の子
孫だったが、神の立場にいる以上、それを気付かれて言われない以上、言えな
かった。私は『ダイラコダラム』との責任のゆえに、『ヘッドリーズンの睡眠
時間』を体外から放出する。そして、正常な『リッドホール』の中で、朽ち果
てる。サッザ王の遺体は、この私だ。一度だけ、勇者に誘われて、『ヘーミッ
ド』の王になったことがある。夢のようだった。『ペパラロンテ』のハナラ老
人によろしく言っておいてくれ。もしあそこを通ることがあればな」

ヘッゼ・ジターニは話を止めた。僕とバートンは、ヘッゼ・ジターニから100日分の食料の入った橇を貰った。かなりの量だ。味は好みの味に合わせて
くれた。

「私は此処に留まっている。これからの戦いは最後の決戦となるであろう。頑
張ってくれ、私は何もすることができない。私の後継者は、この『リッドホー
ル』だ。戦いが終わったら、この『リッドホール』のことは忘れてくれ。上瓶
の『ソンデワン』の海水は、『2回目のパチャラグルの流転』のお陰で、元の
海抜に満たされておる。『浮遊船エスピショー』は、今、必死に『機械巨兵セ
ネアトレク』の頭部と心臓を捜している。『心臓』は、『ゾッドメラー砂道』


に流されて、一度『リッドホール』を通ったが、ダズバグルフ盗賊団が後を追
いかけて来た為、0うことができなかった。頭部は、ホメネカが、『ソンデワ
ン』で、自らが投げたものを、『浮遊船エスピショー』の者達に盗られないよ
うにと、月の上から探し回っている。『機械巨兵セネアトレク』を完成させた
ら、君達は、ホメネカと『ソンデワン』で戦わなくてはならないだろう。『デ
ンダララン』を上がったら、まず、『機械国ルチャーナ』へ行け。『流通国フ
ァニアータル』のドラゴンの胴体の中には古い機種のソンデワンスピーカーが
ある。あれぐらいのスピーカーなら、『ソンデワン』にいるどの人間でも『浮
遊船エスピショー』の中にいるスタッフの声が聞こえる。…ダビャーズやジョ
ンプ、シャクトラやパパンは『ソンデワン』の人間達に、ドラゴンのシャンク
スは動物達に、それぞれ、『機械国ルチャーナ』に集まるように言った。?
『ダイラコダラム』という2つの世界を救いたいのなら、『機械国ルチャーナ』
に集まり、古の『機械巨兵セネアトレク』を掘り起こしてくれ?と。此処まで
も聞こえた。おそらく、数十万人の勇気ある者達が集まっただろう。ダズバグ
ルフ盗賊団がやって来たが、皆、武器を持って『ソンデワン』各地で戦ってい
る。『ヘーラカダデの崖』から『ヒレンバの管』を通って、流砂に押されなが
ら船に乗って来た者達も、『ソンデワン』でのファニアータルドラゴンの胴体
から聞こえる声を聞いて、『機械国ルチャーナ』に駆けつけただろう。盗賊団
狐1匹なら、3名集まれば軽く倒せるだろう。 『機械国ルチャーナ』では、
各国を警備しながら、『セネアトレク建設現場』の遺跡の発掘が行われて、胴
体が見つかった。『機械巨兵セネアトレク』が見つかってしまったファニアー
タルドラゴンは、スピーカーの部分を自分で潰して壊した。…『ハダビダー海
水道』が無いと、海の生き物が死んでしまう為に、3日月の巨大な海溝を見張
る建物ができた。薄々この『デンダララン』が逸話通りだったことに気付いて
くるはずだ。『流通国ファニアータル』が無い為、補給艇が無く、各地に無数
の浮遊船用の補給艇がファニアータルドラゴンの『機械国ルチャーナ』への進
行を、攻撃をして食い止めている。あと外に出るまで100日かかる。.しで
も早く『機械国ルチャーナ』へ向かってくれ。君達は、『ユンデサ』の海水か
ら.し出た山の、『カイライモンの扉』を出て登って『スギミダの島』に出る
だろう。外に出れば、其処は戦場だ。『宗教国スギミダ』の遺跡の島の近海を
進む補給艇を見つけたら『機械国ルチャーナ』に行ってもらうように言うんだ。
100日後に忘れていたら困るから詳しく言う。新しい宇宙を張るのは後だ。
ダズバグルフ盗賊団に『ジャトジャス遺跡』を破壊されてしまった。『文明国
スワンダ』へは、『アッペランメの重力』があって、浮遊船ごときでは辿り着
かない。『パチャラグルの流転』を君達が『機械国ルチャーナ』に着きセネア
トレクを完成させたら行う。それで、浮遊船で近づいた拍子に『文明国スワン


ダ』へ行ってくれ。そして、『メッタラーの針』を持って行き、『センファビ
ルの天の川』で新しい宇宙をシンラークとホチョーチに縫ってもらうんだ。
『メッタラーの針』で、シンラークは、仕上げに星の穴を正確に空ける。そう
すれば、新しい宇宙の出来上がりだ。私は、『浮遊船エスピショー』のメンバ
ーに、『レピアトレモダルの4つの流石』を『ソンデワン』の世界中から集め
てもらって、『機械国ルチャーナ』に用意してもらうようにこの『リッドホー
ル』に来た時に頼んでおいた。砕くと光る小石で、出来上がった宇宙にくくり
付けて『文明国スワンダ』の『バンダラ天文所』で『デッマの額縁』に打ち上
げて通して宇宙を額縁に通過させればオーケーだ。それで、『ダイラコダラム
の砂時計』は元に戻り、『スペランザ維管束道』は元の状態に戻り、『ヨーク
ナッドの瓶壁』は崩れる」

ヘッゼ・ジターニは言った。

「『ソンデワン』に平和を。ジャックが最後に現れる。3度目の戦いだ。『宗
教国スギミダ』でのバトル、気を付けてくれよ」

ヘッゼ・ジターニは僕達に挨拶をした。

「気をつけて行ってくれよ。ダズバグルフ盗賊団との最後の戦いだ」

ヘッゼ・ジター2は僕達に1つの扉を開けた。僕達はヘッゼ・ジターニに別
れを告げて、扉まで歩いた。扉を出て、扉が閉まった。僕達は100日間歩い
た。地上世界がどうなっているのか不安に思った。ジョイントで走るスピード
を加速した。バートンに食料を分けて、橇に入れて、僕は急ぐ為にバートンと
別れた。体の空へと向く方向に、重力が強い為に、バラバラな方角に向く為に、
螺旋状に飛んだ。昼も夜も無かった。1日最高で19時間走った。



100日後に、ちょうどバートンと「カイライモンの扉」に着いた。小さな
扉だった。壁が行き止まりで、「ハダビダー海水道」と、「ゾッドメラー砂道」
は横に伸びているようだった。此処に海水が溜まっている。僕は「カイライモ
ン」の扉を開けた。すると其処は、「ソンデワン」の、「ユンデサ」の山の中
だった。僕とバートンは扉を閉めた。頂上から、爆発音が聞こえた。…戦闘
だ!! 僕達は、「ユンデサ」の山の中を登り始めた。途中に、「ペパラロン
テの管」に行く、道があった。「カイライモンの扉」があることに気がつかな
かったのは、複雑な迷路だったからだ。「ユンデサ」の頂上に出ると、ルーレ
作品名:ジェスカ ラ フィン 作家名:丸山雅史