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秋月あきら(秋月瑛)
秋月あきら(秋月瑛)
novelistID. 2039
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まおー転生

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第5話_エクストリーム魔王転生!


「では、今日の会議をはじめる」
 舞桜の言葉からはじえまる生徒会の会議。
 メンバーは夏希、菊乃、雪弥、会計は欠員扱いのままだ。ちなみに顧問のベルは自分が話したいことがあるときだけやって来ては酒を飲む。
 そんな会議の場へ乱入してくるバカデカイ声。
「ちょっと待ったーッ!」
 それを見た夏希が声をあげる。
「ミイラ男!」
 部屋に入ってきたのは全身を包帯でグルグルしちゃって、松葉杖を付いているたぶん男。コスプレにしては痛々しいが、ケガにしてはウケ狙いとしか思えない。
 きょとんする一同に男は名乗りをあげた。
「オレ様だよ、覇道ハルキに決まってるだろ!」
 決まってるとか言われても困る。
 見た目についての話題は触れたらケガすると思う?
 しかし、ここは夏希が果敢にも質問を投げかける。
「どうしたの……そのケガ?(コス?)」
「聞いて驚くな、空から振ってきたバカに当たったんだよ、バーカ!」
「空から?」
「そうだよ悪いかよ。オレ様がバイトでケルちゃんの散歩してたら、いきなりマンションの上から男が降ってきてオレ様にぶつかったんだよ。あれは絶対にオレ様の命を狙った人間爆撃テロだ。なぜってオレ様は生死を彷徨う重傷を負ったってのによ、あいつは無傷だったんだぜ、ありえるか?」
 雪弥がポンと手を叩いた。
「そう言えばニュースでやっていたね。あれ覇道のことだったんだ。なんでも自殺しようとした男がマンションから飛び降りて、下を歩いていた学生に衝突して、男のほうは奇跡的に無傷だったんだけど、学生のほうは重体で、命が助かっても病院での生活を長らく送ることに……なるはずだったんだけど、なんでここに?」
「調理実習があるのに休むバカがどこにいんだよ」
 そんな理由で?
 まあ、ハルキにとっては死活問題なのだろう。
 しかし、もっと大事な用事がハルキにはあったのだ。
「つーか、ゴリ子がいなくなったって本当かよ? なんで教えてくれなかったんだよ!」
「教える必用もあるまい」
 と、バッサリ舞桜様。
「あるだろ! オレ様に教えないで誰に教えるんだよ。ゴリ子がいなくなったら、繰り上げでオレ様が生徒会だろうが。三年間学費タダを逃してたまるかーッ!」
 ミイラ男は見た目の割りにハイテンションだが、舞桜のほうは冷め切った態度で応じる。