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WAR OF THE SNOW 雪の悪魔

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エピソード2 嫌なジンクス


着任後私たちは中尉と会った
……私がこいつの部下か?
密林で模擬銃を勝手に改造大型化させたあの男だった
「話は聞いているよ 君たちがうちの部隊に配属されたんだって」
「ハイ」
「早速だけど得意分野は一人ずつ言ってごらん」
私は彼に見とれていた それほどまでにかっこよかった
「マリア」
「はっはい マシンガンからハンドガンまで小火器なら得意です」
「ほう クリス」
「ハイ 近接戦から暗殺まで刃物であれば使いこなせます」
「うむ サラ」
「ハイ♪ えーとトラップとか~電波妨害~それからデータ解析とかです♪」
「明るいのは結構だが戦場ではやめたほうが良いな」
「ハイ♪」
「ちなみに私は重火器やライフル、戦車などを得意としている」
「はぁ」
「では指示があるまで解散」
「ハイ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「うーん と言ってもなぁ時間がながいからなぁ」
3人は軍の食堂にいる 時間つぶしのためだ
「ねぇ ホーク中尉を見てどう思った?」
クリスが聞く
「わたしはねっ♪かっこいいとは思ったけどタイプじゃないな♪」
「へぇマリアは?」
「わっ私!?別にタイプじゃないわ!」
「うっわ!ばればれの照れ隠しね ホントはどうなの」
マリアは二人にこずかれながら照れ笑いをした
少し経った後隣のテーブルで兵士が話しているのが聞こえた

「13小隊の噂聞いてるか?」
「ああ あれだろシベリアとか雪降ってる所に行くと全滅するって奴」
「そう って隣のテーブルに座ってんの13小隊の奴らだぜ」
「まずいな 俺の部屋に行こう」
……シベリアは行きたくないなぁ
「指令指令第13部隊はシベリアに至急向かいたまえ」
「いやだなぁ」
「どうしたのマリア」
「寒いの嫌いで……」(死にたくない死にたくない)
「大丈夫です♪私が暖めてあげます♪えへ♪」
「ありがとう サラ」
「うん」
「がんばろうみんなで!」
オォーーー!!!
作品名:WAR OF THE SNOW 雪の悪魔 作家名:夢轍