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WAR OF THE SNOW 雪の悪魔

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エピソード3 第1回目実戦


寒いなぁ
そんなことを思いながらマリアは立ち尽くしていた
それもそのはず 
この作戦は奇襲作戦なのだ
音を立てず
そして体を温めなければ即座に動けない
結果として戦車の中にみんなで入ることにしたが……

「定員が2人なの じゃんけんで決めましょ」
「がんばるぞ~♪」
「負けたくないわ」
「フン」
じゃんけん……ポン
「ま、負けた」

こうしてマリアとホークは外で見張りをしている
(でも心はうれしいなぁ これが戦車の中だったらいいのに)
「おい」
「ハイ!」
「前方2時の方向 走行音多数 敵の部隊だ」
「援軍は来ないんですか」
「少数でやらないと見つかるからな 俺らが抜擢されたのにはもうひとつ理由がある」
「?」
「おい サラ 戦車内でアシストを頼む」
「ハイ♪」
「クリス! 戦車に近づいてこれを取り付けろ」
「これは?」
「C4だ 知っているだろ」
「ええ」
「私は?」
「マシンガンで威嚇 気をひきつけろ 俺も戦車で手伝う」
「わかりました」
「作戦中のコードネームを決める」
「は!」
「マリア パープルドッグ クリス ブラックパンサー サラ レッドスパイダー 俺が ゴールドイーグルだ」
「はい」
「作戦開始!」

「敵歩兵を捕捉 これより撃破します パープルドッグ どうぞ」
「こちらレッドスパイダー♪ 暇つぶしに仕掛けた地雷に敵さんはまりまくってるよ」
「全員に通達 敵は1大隊の模様 地雷の効果で指揮系統が麻痺している」
「ブラックパンサーです 敵の戦車のなかにあきらかに系統が違う戦車があるわ」
「確かにT40型に対してあれは敵の新型だ うちの改造ウルヴァリンじゃ勝ち目があるかどうか……」
「C4設置完了」
「敵の新型の写真を撮ってから帰還する」
「ハイ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「はあはあ」
「マリア大丈夫?」
「大丈夫気にしないで 何とか10人倒したわ」
「10人がんばったね ココアでも飲む?」
「うん」
こうして何とか敵を退けた私たちは基地に帰った
作品名:WAR OF THE SNOW 雪の悪魔 作家名:夢轍