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ヨル
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アヤカシ模様
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夜の静寂に肌を刺すような緊迫感が徐々に膨れ上がった。
足元の錫杖を拾い上げた後、僧は音もなく踵を返した。
「起こってからでは、遅いのだ」
錫杖の音を響かせ、草履の足音が遠ざかっていく。風の音にアヤメは耳を澄ませた。
「ええ、そうでしょうね」
山の風は冷えていた。これから訪れる凍てつく季節を彷彿とさせるような、そんな風の音色だった。
作品名:
アヤカシ模様
作家名:
ヨル