冒険倶楽部活動ファイル
そして勝負が始まった。
先攻後攻は代表者のジャンケンによって決められる、
もちろんジャンケンは十波君の勝ち、神経衰弱も十波君の勝ちで終わった。
『勝者、十波秀徳君っ!』
「やったーっ!」
私達は喜んだ。心配するほどでもなかった。
「お疲れ、秀」
「ああ」
十波君と龍太郎君は手を叩きあう、後3勝で私達の勝ちだった。
「でも勝負はこれからだ。気を引き締めよう」
「うん」
私達のもう1人のキャプテンの鯨那君が言うと私達も賛成する、
でもまだ勝負は始まったばかりで油断は出来なかった。
作品名:冒険倶楽部活動ファイル 作家名:kazuyuki