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ツインテール探偵くるみの事件簿

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 プールから出て、くるみを追いかけた。
「おい、なんだよ」
 くるみがムッとした顔で振り返った。
「しらばっくれて。わたしのお尻触ったでしょ。三回も」
 周りの人が俺を見ていた。
「さ、さわってねえよ」
「まあまあ、くるみ落ち着いて」
 間に入って、栞さんがなだめてくれた。
「探偵なら犯人を探しましょ、ね。」

 同じコースを泳いでみると、水の噴き出している場所があった。
「これじゃないのか?」
 くるみが何か言いたそうに振り返った場所だ。
「でもその後、はっきり触ったもん」

 しばらくして、後ろから栞さんが俺の頭を押さえて水の中に沈めた。伸ばした手がくるみのお尻へと向かっているのが水の中でも分かった。
「またあなたですか」
「えへ」
 くそっ、美人じゃなければ。