田舎暮らしのさなえってぃ
Vol.2
ここで、うちの家族を少し紹介したい。
大地: 猫 オス6才 チンチラペルジャン おっとりしていて猫らしいが、高いとこ
ろに登るのが苦手。全然猫らしくない。。。
ゲンタ: 岩リス オス3才 ペットショップで売れ残っていたのを買ってきた。
ブリリン: へび 種類は不明 性別不明(だけれど見た目からブリリンにした。ダー
リンはカトリーヌといったが。。。) 何処かで飼われていた様だが捨てられたのか。。。だから拾ってきた。薄緑色のまだら模様 性格はいたって温厚
以上3匹が家族 本当はブタとかヤギとか鶏系も飼ってみたいのだがまだ実現はしてい
ない。ふれあい動物園みたいのができればいいな、と思っている。
一応家族だから、特別なことがない限りケージには入っていないから、彼らは家の中を
自由に移動している。ただゲンタだけは逃亡しないようになるべく1室に閉じ込めている。外に出てしまうと戻って来れないかもしれないし、まず、生きていけないだろう。
ブリリンのお気に入りの場所は、アトリエ。天井が高くて、結構餌になるような虫も多
いからだと思う。 時々、ダーリンの制作の邪魔をするようだ。たまに追い出されている。。。
ブリリンに出会ったのは、ちょうどダーリンが他の制作のため、出張中でいないときだ
った。だから、連れて帰ってきて誰もいないアトリエに放置しておいた。嫌なら出て行く
のだろうし、と思って。 で、ダーリンが帰ってきたときにはすっかり忘れていた。
だから、ちょっとした騒動になったのだが。。。
それ以来ダーリンは長期出張から帰ってくるたび、ちょっとドキドキするのだそうだ。
また、家族が増えているのじゃないかと。その期待に私は答えなければ、と、思っているのだった。
後は庭に家庭菜園を作りたいのだが、これがなかなか大変だ。家庭菜園というより、サ
ンプル菜園。 いつか量産できるよう、サンプルで野菜なんかを作る。自信が付いたらより、大きな場所を借りて農業をやりたいのだった。
ダーリンの故郷は東北で、実家では農業をやっている。そのうち、そこへ修行に行こう。 そうそう、東北のことも触れておきたい。言葉に関して、私としては東京語とは別の言語のような気がしている。ヨーロッパでも、オランダ語とデンマーク語はかなり似ていて、お互いの言語を話しながらも会話をしているのをたびたび目撃した。「お互い通じるの?」と、一度たずねたときに、彼らは、「何となくわかる」と言っていた。
しかし、東北の言語では、なんとなくどころか、どうしようもなく分からないときがあ
る。親戚から電話が掛かってきて、一度泣きそうになったことがあった。そのときにダー
リンはいなくって、何とか体裁を保って切った(つもりだ。。。)が。これは、勉強をしないと絶対に分からない。実家に帰るときには行く途中で少し特訓をするが、すぐ忘れる。長期滞在になる場合に備えて、少しづつ、ボキャブラリーを増やさなくては。。。
次回は、友人達のことを少し紹介しようっと。
作品名:田舎暮らしのさなえってぃ 作家名:浜口 早苗