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陰陽戦記TAKERU 前編

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 ここに来るまで町は何も起こってなかった。
 見る限りではいつも通りの日常、しかしこの日常がもうすぐ壊されるなんて誰も想像しないだろうな……
「さてと、準備はいいか?」
 俺は麒麟の宝玉で鬼斬り丸を呼び、他の者達も聖獣の武器を召喚する。
「さてと、行くぞ!」
 俺達はマンションの自動ドアをくぐった。その瞬間俺達は全身に異様な気配を感じた。
「武様、結界です!」
「だな。」
 俺は鬼斬り丸を引き抜くとその瞬間エレベーターや非常階段から鬼に憑依された人達が現れた。
 しかし姿は人のままだった。
「親を倒さない限りはどんどん増え続けるタイプだな」
「面倒だけど青龍の力で……」
「そんな暇は無いだろ!」
 すると桐生さんは銃を乱射した。
 百発百中で人々は床に倒れた。
 すると倒れた人達に寄生した『子』達が消滅した。
「武君はなるべく法力を使わない方が良い、俺達はサポートに回る」
「すみません」
 俺達は一礼すると桐生さんを残して学の部屋を目指すがエレベーターは使えなかった。
 暗黒天帝が何を仕掛けてるか分からない以上は危険は避けるべき、あいつの部屋は5階だから階段を上るしかない、勿論階段も鬼に憑依された人達が待ち構えていた。
 あらかじめここの住人達に鬼を忍ばせて置いたんだろう、用意のいい事だぜ。
「えいっ!」
 香穂ちゃんが衝撃波を放ち人々が吹き飛ばされその場に倒れる。
 寄生している鬼は消えないが神経を麻痺させたり気を失わせたりしていれば鬼は動く事はできない。
「ここだ!」
 俺は学の部屋までたどり着いた。
 ここにくるまでに香穂ちゃんは結構法力を使ってしまったらしくその場にしゃがみ込んだ。
「僕が見てます。2人は行ってください。」
「悪い!」
 俺は学の部屋のドアを蹴破り部屋に入った。