陰陽戦記TAKERU 前編
それと同時刻、暗黒天帝は協力者から朱雀の居場所を聞き出した。
『なるほどな、朱雀はそこに眠っていたのか…… しかもその場所は色々利用できる。いささか不安はあったがやはり貴様の言う通りに泳がせておいてよかったな』
暗黒天帝は微笑した。
『時間は掛かったが陰の力のみなぎるこの時を復活に利用しない手は無い、早速出かけるぞ!』
暗黒天帝は協力者のパソコン画面から飛び出すと机の上の携帯電話の中に入り込み、協力者はそれを持つと表に出ていった。
作品名:陰陽戦記TAKERU 前編 作家名:kazuyuki