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文章の書き方まとめ(修正・追記)

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修辞法/強調・その他


○強調・その他
・省略法:文を省略して強調する。
    例)溺れていると気付いた時には、もう……。

・反復法:同じ言葉を何度も繰り返し、印象を強め、リズムを出す。
    例)寒い。息が白く染まっている。寒い。寒い。寒い!

・対句法:同じ形で対になる語を対照的に並べリズムを出す。
    例)赤、青、黄、紫、様々な色の品物が並んでいる。

・体言止め:文末を名詞・連体形で終える。
    例)目に入ったのは、傷だらけの、ワゴン。

・感嘆法:感動詞を用いる。
    例)ああ、なんと美しい景色だ。

・誇張法:実際より大げさに表現する。
    例)山のようなケーキを食べた。

・漸層法:段々と文意を強めていく方法。
    例)斧を持った男が近づいてくる。背後から足音。荒い息が、首筋にかかった。

・列挙法:並列関係で内容の異なるものを並べる。
    例)港町のカモメ、ひなびた土産屋、灯台、僕のふるさと。

・対照法:相反することを並べる方法。
    例)最新型のパソコンは薄く軽いが、容量は大きく動作が軽い。

・現在法:過去に起こった事象を現在形で表し躍動感を出す。
    例)去年の出来事である。猫が魚をくわえて走るのを僕は見ている。

・過去法:現在起こっている事象を過去形で表し完了の意味を含ませる。
    例)爆発が起こった。目の前の事象を、どこかうわの空で僕はじっと見ていた。

・設疑法:問いかけの形にして読者に判断させる方法。
    例)君ならどう判断するだろうか。

・反語:「〜なのか、いやない」の形で文意を強める。
    例)私は寝ていたのか、いやそんなはずはない。

・短叙法:文を短く切って語調を合わせる。
    例)少年は走る。運動靴が汚れていく。それでも走る。少女の元へ彼は走る。