小説が読める！投稿できる！小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ！

二野上
「先輩……？」
七々原
「……行くよ」
ミリカ
「お兄ちゃん？！」
七々原
「ごめんな、紗香ちゃん星空のスクリーンはまた今度！」
二野上
「……先輩」
ミリカ
「イヤだよ！　どーしてお兄ちゃんなの？！」
土方
「非常に名誉な事です」
ミリカ
「何が？何が名誉なの？　危ないよ！」
土方
「デーケルターレは絶対です。危険などありません。安心なさい」
ミリカ
「でも……！」
七々原
「ミリカ。兄ちゃんは決めたんだよ。お前だって分かるだろう。このまま、Ｃエリアで暮らしてたって……先は見えてる」
二野上
「………」
七々原
「でも、人類を救うエリートパイロットになってみろ？　未来は保障されたようなもんだ！」
ミリカ
「そんなの……知らない。お兄ちゃんが傍にいてくれれば、何もいらない」
七々原
「ミリカ……」
二野上
「先輩……」