小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」

少女機械人形コーパス 第一幕

INDEX|47ページ/116ページ|

次のページ前のページ
 

コツ……コツ……
<SE足音>

土方
「失礼します。七々原玲くんね?」
七々原
「えっと……そう――だけど。あんたは?」
土方
「申し遅れました。ヴィロネカート掃討政府組織コーパスの参謀を務めています、土方那央と申します」
七々原
「コーパスの……さっ、参謀ー?!」
二野上
「すごい……っ」
ミリカ
「その参謀さんが、ウチのお兄ちゃんに何の御用ですかー?」
土方
「……」
七々原
「あぁ、スンマセン!俺の妹なんです」
土方
「そう……この子が」
ミリカ
「?」
七々原
「で、用件って?」
土方
「デーケルターレは知ってるかしら?」
七々原
「モチロン! デーケルターレを知らないヤツなんていませんよ! 人類の希望じゃないですか!」
土方
「……そう、人類の希望……ね」
二野上
「先輩に何の関係が……?」
土方
「……七々原玲くん。君をデーケルターレのパイロットとして、迎えに来ました」
七々原
「?!」
ミリカ
「お兄ちゃんが?!」
土方
「来て頂けますね?」
七々原
「今から……すぐにいぇん…?」
土方
「それ相応の訓練があります。すぐにでもお連れしろとの総司令からの命令です」
七々原
「でも、俺には妹だっているし」
土方
「妹さんの生活は、コーパスが全面的にバックアップします。あなたは何の心配もいりません」