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VARIANTAS ACT 15 鉄鋼人

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「大尉は大戦の地獄を生き延びた猛者だ。その彼が諸君らに代わって敵を引き付けて下さる! 大尉のご厚意を無駄にしないよう、作戦は必ず成功させろ。出動は明日2300時。以上解散!」
 ファイルを閉じ、ミーティングルームを出ていくヨハン。
 それに続いて隊員達も椅子から立ち上がり、ミーティングルームを出ていく。
「おいおい、聞いたか?中央軍人様のお出ましとは、いよいよきな臭くなってきたな…」
 ガントがエイトに話し掛ける。
「違いねぇ。それに来るのが一人だけとは…。なあジーナ」
 ジーナは、椅子に腰掛けたまま、焦点の合わない瞳で遠くを見ていた。
「どうした…?ジーナ」
「ティック=スキンド大尉は“一人”じゃない…」
 彼女はそう言ってから、三人を置いて部屋から出ていく。
「おい、ジーナ! どこ行くんだよ!? 飲みに行くんじゃ…」
「よせよ、エイト!」
 顔を見合わすガントとエイトに、ジムが不思議そうに問い尋ねる。
「あの…、ティック=スキンド大尉って一体どんな人なんです?」
 ガントは答えた。
「俺も詳しくは知らないんだ、ジム。ただ…」
「ただ…?」
「ジーナにとっては、特別な人だろうな…」