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つきたい、ということでよいのだな？」



「…言っておくが私はその気になれば何もかも潰すつもりだ。死ぬ気でやれば、地獄は基い、極楽をもな。」


ぐわんっと、何かとてつもない力が私たちを包んだ。
それは多分、ヤマから出ていたことに私は気付いていた。
ヤマはぼろぼろの私を抱えたまま、閻魔の部屋へと入って行った。


私の頭には冠がのっていた。
まだ呑気だった私にヤマが笑いながら被せてくれた、今や鎖としか思えない閻魔の冠が。