The SevenDays-War(緑)
七日間戦争。
大森林に住むポポマが持つ『黄金の財宝』を欲した貴族たちによる略奪戦争。
ポポマが宝とするものは先祖の魂、願うものは共存。
真に野卑であったのはどちらかなど、改めて問うまでもない。
The SevenDays-War.
時を同じくして、七曜の方円セブンデイズを巡る争いが始まる。
その戦いが終わるのは、まだずっと先のことだ。
翌朝、今にも泣き出しそうな灰色の空の下を、ポポマ女性の亡骸を抱えた一人の男が歩いていた。
「次は貴様の番だ。首を洗って待っていろ、サンク枢機卿」
作品名:The SevenDays-War(緑) 作家名:村崎右近