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秋月あきら(秋月瑛)
秋月あきら(秋月瑛)
novelistID. 2039
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魔導装甲アレン3-逆襲の紅き煌帝-

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 ある意味、どのような経由でシュラ帝國に渡ったのかわからないが、シュラの煌帝が持つに相応しい象徴的な武器だ。
 再びトッシュがルオを睨む。
「そんな危険な物、絶対おまえに返ささんからな」
「〈黒の剣〉は朕の物だ」
 ザザザザ……ザザザザザ……
 どこからか聞こえてきたノイズ音。
 船内のスピーカーがなにかを拾っている。
《……私の名はアダム》
 無言のざわめきが操縦室を包み込んだ。
 それは全世界へ向けてのアダムの演説であった。
 ラジオやテレビなどを含む、すべての電波をアダムはジャックしたのだ。