君の隣独占中
マイペースのゆっちゃんと、状況についていけてない
健の友達2人・・・
「おい!千秋!次あれー!」
ぶちっ
私の中でなにかが切れる音がした
「尚、楽しんでこいっていったじゃん!なのに、なんでついてきてんの!」
尚がいったんじゃん
楽しんで来いって
「それは、、、そうだけど・・・」
「尚、なんかほっといていこ?健くん」
がしっ
「はあーい」
健くんがやっりーというように尚を挑発した。
てくてく
「あのー・・・」
「何?」
「痛い・・・」
ぱっ
「あ!ごめん・・・」
はあー、私だめだ・・・
あんなにいうことなかったのに・・・
へなあー
私は、地面にへたりこんでしまった
「ちょっと待ってて?」
「ん?」
健くんがどこかへ走っていってしまった
こんな私いやだよね・・・
自分でもいやだよ
そんなことこれっぽっちも思ってなかったのに・・・
たったった
「ん?」
目の前には、缶ジュースが
「あ、ごめん。気ぃつかわせちゃって・・・」
ほんとに健くんはやさしい・・・
「ほんと、ごめんねっ・・・ごめん、」
なぜだか涙が出た
「!」
そりゃ、びっくりするよ
なんでこんなに涙がでるんだろう
とまらない・・・
「うわああんっ。ひっく、ひっく」
「ちょ、泣かないで?」
健くんのやさしい言葉
でも、涙はとめどなく流れてくる
「ぐずっ・・・ひあっ・・・」
ぐいっ
「・・・!」
「大丈夫・・・俺がいるよ?泣いてもいいから、泣いて?」
な、なんて紳士的な・・・
「ほんと、ごめんなさい。ぐずっ、うわあんっ」
大きな健くんの体
私の小さな体をすっぽりとおおってしまった
「ほんとにごめん。せっかくのデートなのに・・・」
「いえいえ、これで十分です(にこ)」
あったかい
なんか心があったかくなっていく
★第6話★ 告白
俺がいくと2人はだきあっていた
「千秋・・・」
くそっ。そんなつもりじゃなかった
じゃまするつもりじゃ・・・
あーむしゃくしゃする
でも、俺が出て行って二人を離す権利なんてないし
でも、健ってやつあんなに千秋にくっつきやがって・・・
「あ、ストーカーが見てるー」
くそっ!ばれた!
「あ、尚・・・」
俺、泣かせてるじゃん、千秋を・・・
「千秋・・・さっきは・・・」
「今は、俺と牧さんのデートです!じゃましないでくださーい!」
ぐいっ