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端数報告2

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魔女狩り、すなわち恐怖政治。日本だけでなく全世界で、古代進になれる立場の者達が古代進になりたいというだけの理由で世の人々を恐怖で支配するのに成功した。成功したら、もうそれを手放したくないから支配し続ける。自分自身は世界を救う英雄になったつもりでいい気なもんですけどね。
 
けれども支配される側の者は、もうたまったものじゃない。検査で〈陰性〉と出ればまだしも、〈陽性〉ならばその瞬間に仕事を失くす。マスクをしなけりゃお年寄りを大切にしないやつのように言われる。茶番です。すべて嘘です。これは架空請求詐欺です。
 
よろしいですか。さっき見せたのをもう一度お見せしますがこの画像は、
 
画像:テレビ番組表・感染2447人
 
架空請求詐欺の詐欺師が送りつけてきたニセの督促状。それ以外のなんでもない。騙されるな! こんなことをやるのは詐欺をしてきたやつらが、コロナが自然消滅しつつあるのを知ったからに違いない。追いつめられて焦り出したわけですよ。市民に窓を開けさすことで、なんとか去年の2月・3月を超える千人を殺す考えでいるわけだ。
 
百万殺したかったけれど、無理だ。千人でよしとしよう。年寄りの千人くらいならばなんとか殺せるだろう。千人死んだらこれが〈第2波〉だったということにできる。「緊急事態宣言を出さねば千万は死ぬとこでしたね」と学者に言わすこともできよう。コロナは「人にはかなわぬ」と悟って消えていったのだ、ということになって我々が民を救ったことになる。だから、来年から消費税を120パーセントにすることにします。
 
「それは100円のものを買うのに220円かかるということですか」
 
「コロナに勝つのにずいぶんかかってしまったのでしょうがない。ワタシへの恩をお金で返すのだと思っていただけないでしょうか」
 
と。そんなこと許す気ですか。化けの皮をひん剥いて吊し上げにしてやらなけりゃいけないとは思いませんか。
 
 
 
――と、さてそういうわけで、これは魔女狩りじゃねえのかよ、というようなソーシャル・フェノミナン(社会現象)を描いた小説でおもしろいのが何かないかとお探しの方は、おれが描いた次のものなどいかがでしょうか。それではまた。
 
クラップ・ゲーム・フェノミナン
https://books.rakuten.co.jp/rk/c4c936f145e636b5b3a9d0fee0752ce7/?l-id=item-c-seriesitem
 
作品名:端数報告2 作家名:島田信之