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亨利(ヘンリー)
亨利(ヘンリー)
novelistID. 60014
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おーまいごっど【完結版】

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第陸話 悪霊退散



「あら? トオル。帰ってたの?」
縁側のサッシを開けて、セニョールのお母さんが顔を出した。
「あ、ただいま」

ぴ〜〜〜〜〜〜〜。ぴっぴぴ〜〜〜。

「おや? 音が変わりましたね」

「瀬古君も来てたの。もう一人は新しいお友達?」
 神様は帽子を脱いで、
「初めまして、鈴成と申します」
ぺこりと挨拶をした。
「お庭で何してたの?」
「え、別に何にもしてないよ」
「ほほほ、私が庭好きなもので、拝見させていただいてたのです。この枯山水、実に見事です」
「ふふふ、変わったお友達ね。じゃ」
そう言うと母親は、部屋に引っ込んで行った。それを3人は作り笑顔で見送った。

「お母さんに見えてるってことは、ここに来るまでも、おんぶしてたの丸見えだったのか?」
「すみません。ずっと姿消すの忘れてました」
「電車移動じゃなくて良かったが、チャリ3人乗りでも十分恥ずかしい」

「そんなことより、今、確かに音が変わったよね」
「はい。お母さまには恨みはないようでした」
「僕にだけ恨みって何なんだよ。それにこの場所って、一体・・・」
セニョールは困惑している。その姿に神様は、急かすように声をかけた。
「小さい頃のことです! さあ、思い出してください!」
「がんばれ! セニョ!」
「さあ。さあ。さあ! お母さまには甘えていました。それは何ですか?」
セニョールは目を瞑って、頭を掻きむしった。
「ああああああ、判かりませーん!」

ピーーーピッ!ピッーーーーー!