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てっしゅう
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novelistID. 29231
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「美那子」 初体験 二話

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「美那子は可愛いって思っているよ。兄として一番大切に感じている」

「それだけ?」

「不満なのか?兄妹なんだぞ」

「いや!好きだと言ってくれなきゃ」

秀一郎は妹がこんな状況で自分にしがみついてきて、好きと言っていることがとんでもないことだとは感じられなかった。それほど自分も好きに思って来たし、相手もそれ以上に思っていたのかも知れなかったからだ。

振り返った秀一郎の目にはバスタオルが床に落ちている素裸の美那子の身体が全部目に入った。恥ずかしがらずに、そして隠そうともしない妹は覚悟を決めているのだろうとさえ感じる。このまま進んでいいのか、絶対にあってはならない、やってはいけない相手だと言い聞かせるのか、その迷いが言葉を出せないでいた。

「部屋まで抱っこして連れて行って」

このままここに居るわけにもゆかないと判断した秀一郎は裸の妹を、お姫様抱っこをして階段を上がり、妹の部屋に入ってベッドの上に寝かせた。
改めて見ても美那子は13歳の少女にしては均整のとれた将来を予見させるいい女に見えていた。少し考える時間が秀一郎の股間を大きくさせていた。そのことに目ざとく美那子は気付いた。

兄が自分を見て興奮している。
こんなことがいつかは来るのではないかと考えてきた。夢に見たこともある。
しかし、意外な言葉を聞かされた。それは傍目には至極当然の内容であるのだが、美那子には悲鳴を出さずにはおられない現実でもあった。

「服を着てちゃんとしなさい。おれは自分の部屋にいるから、来るなよ」

「ええ?どういうこと?美那子は女じゃないって感じているの?」

「そんなんじゃないよ。兄と妹だと言っているんだよ」

「来るなよって酷い言い方じゃないの!」

「変なことはしないって約束するならいいよ」

「変なことなんかじゃない・・・お兄ちゃんのこと好きなんだから」

「わかってないなあ~美那子とは男と女じゃないんだよ。妹と兄。好きという事は兄妹という感情だからだよ」

「お兄ちゃんが嫌なら智之さんとそうするから」

「自棄になっているのか?バカなことを言うんじゃないよ」

「女心なんてわかってないから彼女が出来ないんだよ!」

「違うだろう、そういう事とは」

「同じだよ。私の気持ちを知っているくせに・・・」

美那子が大人の女に見えていた。
秀一郎は絶対に妹を抱くことはいけないと言い聞かせた。
このまま妹と距離を置けばやがてこんなバカなことをすることも無くなるだろうし、好きという思いも寄せることなどないだろうとこの時は考えていた。