小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」
てっしゅう
てっしゅう
novelistID. 29231
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

「新恋愛病院・不倫病棟」 第四話

INDEX|2ページ/2ページ|

前のページ
 

「早奈枝さんここは?」

「はい、前田さんの悩みを解決させる診療室ですよ」

「ラブホの一室みたいですね」

「そう見えますね。では、少しお話を聞かせてくださいね。私はここの恋愛病院で男性の悩みを受け持つ早奈枝と言います。年齢は秘密ですが前田さんの奥様より少し上でしょうか」

「ええ~妻より歳上なんですか!」

「そんな大きな声を出さないで下さい。恥ずかしくなります」

「ごめんなさい。絶対に見えませんよ。もう一人の若い看護士さんと言い、受付の女性と言いここは超美人ぞろいですね」

「あら、嬉しいこと言って戴けるのね。でも、もう一人の若いっていう部分は気にしちゃうわ~」

「失言でした・・・」

「冗談ですよ。あの子は30歳だからどう見ても負けるわよね。今回は私で我慢なさってください」

「我慢だなんて、十分すぎますよ」

「まずですね、お聞きしていて感じられたのですが、奥様が欲求不満になっていらっしゃるということに気付かれていましたか?たとえば、不満を口にされていたとかです」

「いえ、ボクは妻しか知りませんのでよく解らないのですが、それなりに頑張っているつもりでした。なので、週に一度にしたことが不満なんだと思います」

「そうですか。SNSで知り合った女性が話した満足させていないという点はどう思われていますか?」

「ええ、そこなんです。早奈枝さんは男性からどのようにされたら満足ということになるのですか?それが知りたいです」

「そうね、まずは愛されているという気持ちを伝えて欲しいわね。言葉とかキスとかの時間が大切に思う。挿入は全てじゃないけど、二人が繋がっているという実感は強いわ~。だから入れたらすぐに出されるのはイヤ。動かさなくてもいいから子宮で相手のことを感じていたいの。解ります?」

「動かさなくても入れているだけで女性は感じるのですか?」

「もちろんよ。中に入っているのはプラスティックのオモチャじゃなく、人間の温もりのある男性自身なんだからね」

早奈枝のレクチャーはしばらく続く。