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亨利(ヘンリー)
亨利(ヘンリー)
novelistID. 60014
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L K 「SOSの子守唄」

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 そう言えば、ケイが父親代わりになって、キュウを教育しているんだけど、キュウったら12年もジェイと二人っきりで宇宙を旅していたせいで、まるで兵士のような事ばっかり覚えちゃって、科学の勉強は嫌いらしい。セカンドロイドは基礎知識をプログラムされていないから、自分で学ぶ必要があるんだけど、本当に困ったものね。もうアカデミーぐらい卒業している歳なのに。
 ジェイは今も、キュウの命令にのみ従う。彼だけは感情が芽生えず、冗談も言わない。だからか危険な作業もお手の物。頼りになる存在だわ。主に建築や土地の造成、インフィニチウムの採掘を担当しているけど、みんなの安全を守るのが彼の仕事でもある。

「ミュウ。だめよ。ジェイのお仕事の邪魔しちゃ」
「ジャマしないよ。見てるだけ」
「ミュウ。これは危険だから触っちゃいけないぜ。イタズラすると、リンゴジュースはお預けだ」
「イヤよぅ」
 ジェイが持っているのは、プラズマバッテリー。インフィニチウムからプラズマを生成するんだけど、エタニチウムと違って、とても不安定な物質だから、保存するためには組成が安定した純金のケースに密封しておく必要があるの。ミュウは、そのピカピカの純金のバッテリーケースが気になるらしい。どこにでも在るありふれた金属なのに。