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概要・あらすじ
ホラーアンソロジー「跡地」という企画がございまして
管理人としましては最初から係わっておりますが、
その第三弾の為に準備していたのです。
ですが、あんまりに下調べと分量が増えてしまったため、
締め切りに間に合わず、ようやく書きあがりました。
ホラー・アンソロジーとかいいながら、
モンスターものばかり書いている不肖・平岩。
「雪男」と「やまんば」と来て・・次は・・・。
東宝特撮映画と時代物への憧憬。
出来ればおとなっぽい艶っぽい世界のもので。
敢えてこの草食性な軟弱な時代に“無頼”で骨太な男の物語など。
それをホラーにしながらｗ書いてみたいな、と。
時代物なので「男尊女卑」でございます。しかも「人種差別」もございます。

まぁ随分と長編になってしまったので冗長なところもありまして
それと同時にいろいろな物語が組み合わさっております。
「父性」の物語でもあり、「童貞喪失」の物語であり、「成長」の物語であり不肖・平岩の一連の文章との係わりをもった文章でもあります。
本編上で触れることはありませんが時代は1900年（明治33年）を想定しています。
舞台は何処とは決めてませんが私の地元とでもいいましょうか。
男たちの野望がぶつかり合い、そして意外な方向に進んでゆく摩訶不思議な暗黒物語です。
２０１２年４月作