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てっしゅう
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「歴女先生教えて~」 第二十五話

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子供が寝た後、居間でスマホを開いた。海斗からラインが来ていた。そこには帰りの車で寝てしまったことがゴメンと書かれてあった。気にしていないと返信して、来週に会う約束をした。
学校が始まったら土曜日の午後か日曜日になってしまうが、休み中のように長い時間で会うことは難しくなる。

残業のない休み中の終業時間からニ、三時間ほどは母親に夕飯の支度を頼めば海斗と会うことが出来た。
彼のバイト先に迎えに行ってそのままホテルに直行する会い方がしばらくは続いていた。あっという間の夏休みが終わって、明日は始業式になろうとしていた31日夕方、海斗は拓真と会っていた。

夏休みに旅行すると言っていた計画は中止になり、バイトのお金で美味いものでも食べようと海斗が誘い出した形になっていた。


ホテルでの食事を済ませて、部屋に戻ってきた美穂は自分の体調を申し訳なく感じていた。拓真も疲れからかシャワーを浴びたら寝たいと言った。
明日の朝は早くに出かけるからそれがいいと返事をした。
こんなお膳立てをしたのに巡りあわせは上手く行かない。それは二人にまだ早いよ、と言って聞かせているのか、想いを蓄積させてくれているのか、いたずらをされているようにも感じられた。

早朝に目が覚めた拓真はトイレを済ませると、ベッドの中の美穂にくっつくようにして、肩を抱いた。寝返りを打って美穂は拓真と唇を合わせた。
しばらくの抱擁から拓真が欲しがっていることを悟った。

「胸だけなら・・・構わないよ。恥ずかしいけど」

「ほんと?」

美穂はパジャマのホックを外した。拓真の指がそっとその隙間から中に入ってくる。
初めて見る形の良いおっぱいに拓真は吸い付いた。

「拓真・・・」

美穂はここが感じる場所なんだと初めて知った。体の芯が初めてディープなキスをしたときと同じように熱くなってくる。右足と左足を絡ませて少し力を入れてモジモジする仕草に拓真はそそられた。

「ダメよ・・・そこは触っちゃ。私がしてあげるから我慢して」

美穂の柔らかい手の感触があの時の記憶と重なる。
そしてなんと美穂は顔を近づけると大きくなった拓真自身を口にそっと含んだ。

「美穂!」

こうすることが男の人は喜ぶんだと調べて知っていた。やり方はぎこちなかったが拓真には十分な刺激だった。
喉の奥まで届く勢いで二度三度と出し切った。

何とも言えない味がしたが、そのまま飲み込んだ。

「気持ちよかった・・・美穂は気持ちよくならなくていいの?」

「十分気持ちいいよ。あなたの嬉しい顔が一番感じるの」

「本当に?指で触ると気持ちいいって言うから、触ってあげるよ」

「女の子じゃなければお願いするわ。その時まで待ってて」

「うん、ならいいけど。話してたらまた大きくなっちゃった」

「仕方ないわね。今日は我慢して。私がこれ以上は変になりそうだから。起きてシャワー浴びましょう」

真っ直ぐに上を向いた下半身を見せて立ち上がった男の姿は何だか滑稽だった。
美穂は笑ってしまった。それにしてもさすが高校生、そういう部分は元気なんだとこの先思いやられそうな予感がした。