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凹んじゃいました❤❤❤

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凹んじゃいました❤❤❤

 サホはエッチ大好き、普通の女の子の何々倍も興味津々です。
 男女のエッチは中学校のときパパの隠しビデオで知りました。最初は凄くショックで汚くてイヤだったけど、好奇心で見るうちに興奮してひとりエッチをするようになりました。プレイの基本はAVで学んだように思います。
 フィーリングさえあえば誰とでもエッチ出来ると思います。普通の子からズレてますが、そんな女の子は統計的に5%位いると言われています。エッチ大好きなサホは5%の一人で、きっと同性愛のように性的マイナーなんだと思います。
 実は、親に内緒で裏バイトのデリヘルをしています。そろそろ一年になりますが、美肌ナイスボディーのサホは大ブレークで、12月などは予約がなかなか取れません。大学がお休みで毎日出勤していますが、さすがに疲れてマンネリ化してきました。ヤバイ!
 最初の新鮮な気持ち、ワクワク感やドキドキ感、タブーを破るスリルやエキサイトが薄れてきたのが心配です。サホがいっぱい楽しんで、お客さんにいっぱい喜んでもらってご褒美をいただく。デリヘルは誰も損しないし、ウィンウィンの素晴らしいお仕事だと思っています。もしかして天職かも!
 でも、密室で男の人と二人きりになるのはヤバイことだと思い知らされました。先日、レスラーまがいの男に強引に本番されたんです。しかも意識が飛んでしまってよく覚えていない。こんな悔しく惨めなことは初めてで凄く凹みました。いくら天職でもデリヘルはヤバイ!
 その夜、サトルに癒やしてもらおうと会ったんですけど、サホが強引にエッチしちゃって、草食男子のサトルを怒らせたみたいで、ヤリマンだ!サイテ-女だ!もう会わない!といわれてしまいました。
 脳天気サホもダブルパンチに凹んでどうしたらイイか分かりません。



 その日は師走の底冷えのする寒い日でした。
 昼過ぎに目覚めたけど、起きる気がしなくてボンヤリしていました。ドンヨリとした冬空にジングルベルが流れています。もうすぐクリスマスなんだ・・でもアキラは海外放浪中でどこにいるのか分からないし、メールしても返事が来ない。奔放なサホを持て余していたから、新しい彼女をつくったのかも知れない。
 今年のイブはどうしよう・・これて言う彼氏はいないし、家族で祝う習慣はないし、いくら何でもお客さんと一緒では・・女友達と温泉でも行こうかな、そんなことを思っているとウツラウツラ寝てしまいました。二度寝はサイコ-、イイ気分で寝ているとけたたましい携帯音で店長の確認電話。例によってハイテンションで、
 「オッハヨー、サホホ姫!4時から大丈夫だな?」
 何となく出勤する気にならなくて「・・まだ寝ているんですけど」
 「姫に今日も指名が入っております。⒋時に姫様のご出勤をお待ちしております」
 ブチ!一方的に切られました。
 気乗りしないでグズグズしているうちに3時になり、間にあわないと連絡すると店長は打って変わったコワイ声で、
 「年末は稼ぎ時だ、まだ間に合うだろう。サホの代わりはいない、絶対出てこい、駅で待っている」
 慌てて身支度したんですが服が決まらず、駅に着いたのが予約の4時を過ぎていました。駅を出ると、店長がクラクションを鳴らして手を振っている。スイマセン!車に飛び込むと急発進しました。イライラしながら神風運転。カーステからサザンのクリスマスソング『シャララ』が響いていました。ホテルに10分ほどで着きました。
 「お客はAさん、303号室。道が混んで遅れると言ってある。急げ!ボーナスをはずむから」
 歓楽街の裏手にあるホテルはよく利用するところで、そのまま303号室に向かいました。薄暗い廊下の照明、部屋番号を確かめると、深呼吸をしてドアをノックしました。現れたのはガ~ン!レスラーみたいな大男。サホは頭を下げました。
 「遅れちゃってゴメンナサイ」
 バスローブを羽織った大男は黙って部屋に入れました。大きな身体から湯気がたっています。長く待たせたのでお風呂を済ませたんでしょう。ソファにデンと座って仁王のように睨みました。サホは罪人みたいでもう一度頭を下げました。
 「道が混んで遅れました、スミマセン、○○のサホです。よろしくお願いします」
 怒声が飛びました。
 「ワシは急いどる!時間が無い、床に手をついて謝れ!」
 何で?!と思ったけど、眼が三角で血走っている。ヤバイ!言われるまま土下座しました。
 「スミマセン、この通り謝ります」
 ドスの効いた声が降りてきました。
 「裸になれ!」
 エエッ?!と思ったけど逆らえない。お仕事とは言え、裸になるときが一番恥ずかしいんです。後ろ向きに服を脱いでいると、
 「全部とれ!こっちを向け!」
 スッポンポンになっておもむろに男の方を向いたとき、ワー!叫んでしまいました。
 だって、バスローブをはだけた男が大砲のようなアレを突き立てていたのです。
 「咥えろ!」
 「で、でも、シャワーを浴びたいんですけど」
 ソファーで大の字の男が大砲を指差しました。
 「構わん!咥えろ!」
 洗わないのがイイと言う客もいるから、温和しく大男のアレを舐めて手で擦りました。
 イイッ!男の顔が快感に歪んで、ドドッ!大砲が咆哮しました。飛び散る体液、手に溢れるそれ。でもアレは硬直したままで、男はガバッと立ち上がりました。
 「咥えろと言ったろう!手抜きするな!」
 エエッ!呆気にとられるサホ、仁王立ちの大男はバスローブのヒモを握っています。
 「手を出せ!両手だ!」
 興奮したレスラー男に逆らえず、思わず両手を差し出しました。アッという間にサホは手首を縛られたのです。
 「これで手が使えない、口で咥えるんだ!」
 言われるままに咥えると、男は激しく腰を動かしました。口中ピストンする大砲、男は身体を震わせ、サホはアゴが外れそう。再びウオ~!野獣の雄叫びとともに爆発する男、体液まみれの口を拭うサホ。
 ところが三度目、レスラー男はのしかかるやアレを押し込んできたのです。ダメダメ!絶対ダメ!必死に叫ぶが、大男の重みで抵抗できない。潰される、窒息する、苦しい。憤怒の形相で激しく突き上げる。ガンガン突かれるサホ。意識が朦朧としてイイ、イイ!
 どれくらい突かれていたでしょう。ヒ~ッ、悲鳴とともにサホは失神したのです。後は何も覚えていない。
 携帯音で目を覚ますと、両手を縛られ万札が散らばっている。歯を使ってヒモを解き、万札をかき集め、駆けつけた店長にしがみついてエンエン泣きじゃくりました。
 「大丈夫か?本番されなかったか?」
 ヨシヨシしながら聞かれたんですが、答えることができません。だって本番は厳禁なんです。店長は力いっぱい抱きしめました。
 「疲れているんだ、しばらく休め。元気になったら連絡しろ。無理するな」



 肩を落としてトボトボ帰る道すがら、ポロポロ涙がこぼれて止まらなかった。
作品名:凹んじゃいました❤❤❤ 作家名:カンノ