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てっしゅう
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novelistID. 29231
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「優しさの行方」 第五話

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少女の姿だった、たまきのことは気になってはいた。しかし、二十歳のたまきは現実の女性として感じられて自分の中では亡霊だとか、化け物だとかいう気持ちはすぐに無くなっていた。

当然のようにこの事実は母親に伝えることもなく、まして霊媒師などに話したらきっと退治されて二度と会うことが出来なくなるだろう。
たまきが姿を変えて友幸に取り入ったのはそういう難を逃れようとする作戦だったのかも知れない。

翌日バイトを終えて走って家に帰り、そのままタオルと石鹸を持って銭湯へ行き、すぐさま帰ってきた私は、枕もとにティッシュとスキンを用意して待っていた。
今から寝れば0時には会える、そう思うと逆に興奮して眠れない。
結局いつものように0時を過ぎて就寝した。

「友幸さん、三つ数えるからね」

その声に一、二、三と唱えて目を覚ました。
今日はすぐに抱き付いた。自分も裸になって、たまきの身体を眺めるように布団をめくっていた。

「友幸さん、恥ずかしいからお布団掛けて」

「うん、ゴメン。ちょっと見たかったんだ。どんなふうになっているんだろうって」

「いやだあ~そんな恥ずかしいことしないで」

「ねえ見せて欲しい」

「うん、友幸さんがそう言うなら恥ずかしいけどいいわよ」

そう言うとたまきは体を反対にして、友幸の顔に自分の足が来るようにして、ゆっくりと開いた。

「電気点けてもいい?暗くて見えないから」

「ええ?見たらすぐに消してね」

「ああ、そうするから」

蛍光灯がパッと点く。
眩しさの中で目の前にピンク色の縦に唇があるような女性自身が目に入った。
そこは濡れているのか光って見えた。
指で触れると小さな扉は開いて中の入り口が見えた。

「もうダメ、恥ずかしいから消して、友幸さん」

そう言われて明かりを消すと、たまきは上半身を起こして抱き付いてきた。

「今度は友幸さんのを見るから」

そう言うと右手で握って口を近づけた。