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月とコンビニ
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novelistID. 53800
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花金

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花金
【著】眠眠
【登場人物】
男1
男2
男3
男4


男1 んーーー!仕事終わったぁ!!
男2 終わった!
男3 終わった!
男1 お、お前らも終わったか
男2 あぁ、年の瀬は仕事多くて大変だよなー。ずっとパソコンやってたら目が疲れちまうよ
男3 俺ら公務員だから定時あがりだけどな。
男2 公務員様様ですよ。
男1 ところでお前様たちよ、この後用事はあるのかい?
男23 『ない!』
男1 ああぁ!悲しきかな!年末の金曜日に用事の無い若人が二人も!あぁ悲しきかな!およよょょょ。
男2 なんだお前その口調、気持ち悪いし腹立つんだけど。後お前もだから三人だろ。
男3 なに、場を盛り上げようとして自分が一番気持ち良くなってしまっている気持ち悪い奴がいるだけだ。普通に接してあげるのが良薬だ。
男3 それで?なんだ?
男2 どうせいつものでしょ、
男1 冷たいのね、さっきも言った通り今日は金曜日!そして仕事は終わった!
   つまり・・・!
男4 みんなおつかれー、 (紙の束かなんか持って登場)

男1 花の金曜日―だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!

BGM カルメン(仮)
ところ変わって男2の部屋の中

男1 では第51回花金パーティ―を開始いたしまーす!  男23(うわーい)
男4 51回!?51回もやってるんですか?
男2 そうだよ、一年は52週だろ?
男4 え、ってことは・・・え、うそぉ?
男3 ま、実質今回が最終回さ。今年はね。仕事納め前の最後の宴みたいなもんさ。
男2 次の金曜日は来年だしな。
男4 来年も続けるんだ・・・・

男1 今年の花金納めに新しい仲間が増えた。知ってる奴だけどな、同期の男4だ。
男2 運が悪かったな。
男3 ドンマイ
男4 いや別に運悪いとかおもってないよ。予定なかったし。ありがとうございます。
男1 早速なんだけど。今日のパーティーの内容を決めようじゃないか!
男234 決まってないの?!
男4 え?(23見ながら)
男2 じゃあなんで俺の部屋なんだよ、いつもならすぐ居酒屋でポテト三昧だろ!
男4 居酒屋の意味なくない!?
男3 わかってないな、居酒屋の皮付きポテトがいいんじゃねぇか。マックのポテトとは違うんだよ。
男4 うわぁー・・・しょぺぇー。
男1 お、今上手いこと言ったな!ポテトのしょっぱさと居酒屋に行ってまでポテ・・・・
男4 言わなくていいから!言ったら恥ずかしくなる奴だから!
男2 ・・・なるほど!お前なかなかやるな!
男4 何がだよ!
男3 まあまあ、とりあえずなにするよ。だいたいのことはできるさ、なんたって、花の金曜日なんだからな!
男4 ところでその、花の金曜日って何?
男123 ・・・・(ビックリ&フリーズ)
男4 ・・・え?
男1 なぁ・・
男2 あぁ・・・
男3 うん・・・
男4 え、なになに!え?え?
男1 鍋をやろう!新しく人が増えたからコタツを囲めるぞ!
男23 おー!そうしようそうしよう!
男4 ねぇ、花金って・・・
男3 鍋の材料を買ってくるためのじゃんけんしまーす!
男4 ちょ・・・ (じゃーんけんポン、 男24負ける)
男2 えー、ちょっと俺家主なんだけどー
男4 花き・・・・
男13 いってらっしゃーーーーい!!!

男24 ハケ

男1 危なかったな。
男3 あぁ・・・けどなんでいきなり男4を誘ったんだ?
男1 ん?なんかアイツ最近暗かったからさ、ほっとけないつーか、年末にそんな顔した奴見たくねーじゃん。明るく年を終えたいじゃんか。
男3 お前・・・・・・臭ッさーーー!え、嘘、なにお前そういう奴だったの!?アッハハハハハハハハハハ!にあ、似合わねーーー!!
男1 そーか、そんなに笑いたいか、だったらゴッドハンド輝と言われた俺の技をとくと味わうがいい!ワシャワシャワシャワシャ」!
男3 (なんかめっちゃ笑ってる)
男24 ただいまー・・・・・・・(奴らを見る)
男13 ・・・・・・・・
男1 さ、寒いな―男3
男3 だ、だなー、体くっつけると暖かいなー男1
男24 やっぱり!!!
男13 間違えたー!!
男2 鍋する?俺達帰る?それとも・・・
男13 鍋するーー!!
男4 いつもこんな感じなの?
男2 まさか、毎回こんなんだったら体もたねぇよ。
男4 やっぱり・・・
男1 鍋!男1鍋大好き!
男3 なんやかんやで準備ができました。(メタ発言)できました!

男1 よし!ではあらためて花金パーティーを開始します!
男234 パチパチパチ
男1 ではみなさんお手を合わせて  (いただきまーす!)
男4のケータイがなる。
男4 もしもし、あー、うんわかったはいはーい。じゃねー。
男2 こらこら、ご飯の時はケータイしないってお母さんに言われたでしょ
男3 何だ、友達?
男4 彼女です。明日遊びに行こうって
  ピキーーンと張り詰めた空気
男1 ふざけんなーー!!
男4 へ?
男1 充・即・斬!
男4 充・即・斬って何?
男2 リア充・即・断罪って意味だってよ
男1 決戦は金曜日!
男4 それは!?
男3 ドリカム
男1 26日の金曜日!
男4 ジェイソン!?
男2 数が倍になってるから恨みも倍になってるな。
男4 つまりどういうこと?
男3 26日の金曜日に決闘を申し込んでリア充を倒す、ってことだな。
男4 なにそれ、今から決闘されるの俺?
男2 いや、ご飯の後だ。お食事中は暴れてはいけないという絶対の掟がある。これは世界共通だ。
男3 食卓はアジール、つまり聖域だ。見ろ男1を、叫んでこそいるが立ち振る舞いは紳士そのもの。
男4 そうか?
男1 いいたいことはあるがここは食卓、まずはお鍋だ。皆でおいしくいただこうではないか。もう一度だ、いただきます!(いただきます!)
   鍋を食う。各自美味しいとかなんとかおしゃべり
男4 美味しかったー。
男1 すまなかった。いきなり取り乱したりして。鍋をつついて落ち着きをとりもどしたよ。彼女がいても別にいいよな、大人なんだし。
男4 大丈夫だよ。気にしてないから。
男1 そうか、もうこんな時間だ、明日彼女と会うんだろう?今日は早く帰りなよ。
男4 そうするよ。楽しかったよ、ありがとう。また呼んでくれよ!
男1 次は来年だ!また連絡する!
男4 おう!じゃあな!
男1 いい奴だったな・・・・さてお前たち、鍋も終わったし次は何をす・・・
男2 あ、俺も明日彼女とデートだから
男3 俺も。彼女と温泉いくんだよね
男1 ・・・・・・・・・・え?
男2 じゃお疲れ。
男3 お疲れー、お金ここ置いとくわ。
男1 待って待って待って!彼女?は?彼女?ん?2人とも先週までそんな子いなかったでしょ?何いきなり!?え、ピクミン?引っこ抜いたらあなただけについて来たとか?何色ピクミ・・・・

男3 ピクミンじゃねーよ!お前考え方ひどいな!
男2 どちらかというと俺たちがついていってる方だけどな
男1 お前らピクミンだったの!?
男3 違うっつーの!この前コンパで仲良くなった彼女だよ!
男1 コンパ?俺それ知らないよ?
作品名:花金 作家名:月とコンビニ