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きんぎょ日和
きんぎょ日和
novelistID. 53646
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お母さんに伝えることとなった。~その三~

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『ひよちゃんとかと全然違う。こんな話し方じゃない。もうお母さんは思い出したくもないんだけど、恐ろしい声で命令口調で言ってくるの。“…しろ!!”とか“私の言うことを聞け!!”とか…。一番覚えてるのは、“ひよのためにお金を使え~!!ひよのために全てを尽くせ~!!”っていうのが本当に怖くて、お母さんずっと“はい。”って従ってたの…。低~い声で言うのよ。本当に怖かったんだから…。』
と言った。
私はそんな話を聞いたことなかったから、
『えーーーっ!!そんなこと神様は言うの?!…お母さんまだ分からないよ。この人キリストだから。神様じゃないよ。』
と驚いてそう言った。
でもお母さんは違った。
『いや、違わない。それ本物と思う。というか本物よ。お母さん今まで神ごととかいろんな宗教見てきたけど、あなたの今の状況は誰とも違うから。お母さんは分かる。』
とどこから湧いて出たか分からない確信を確信するように言った。