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陽高慈雨
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novelistID. 48050
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更新日時:2014-10-20 20:54:51
投稿日時:2014-10-20 20:54:51

私の読む「宇津保物語」第二巻 忠こそ

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作者: 陽高慈雨

カテゴリー :時代小説
総ページ数:7ページ [完結]
公開設定:公開  

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著者の作品紹介

巻名 此巻の主人公の名を巻名としている。
 巻序 俊蔭巻の並びとして第二巻とする。底本は第六巻であるが、底本以外の流布本系は第三巻で、九大本系は第二巻になっている。年立内容の連関による研究の結果、第二巻にした。
 年立 嵯峨帝の治世、橘千蔭四十五年の生涯で終っている。千蔭三十歳、北方十四歳で結婚、二年後、北方十六歳の五月五日忠こそ誕生、忠こそ五歳の時、北方廿歳の三月死去、忠こそ十四歳で出家、同年の暮、千蔭薨去。四十五歳である。年立から第一、第二、第三巻を比較すると、俊蔭が元服した十二歳の時千蔭が生れ,千蔭十五歳の時正頼(藤原の君)が生まれている。千蔭三十歳結婚の年は、俊蔭四十二歳、正頼十五歳で同年に各々結婚している。
 千蔭薨去の年ば,俊蔭夫婦が相継いで死去しており、忠こそ巻は此の年で終っている。俊蔭巻は藤原の君巻と共になお十九年先にのびており、藤原の君巻は更に一年を加えることが出来る。この関係を見ると,まさしく忠こそ巻は、藤原の君巻の前におかるべきであろう。
                        (岩波書店日本古典文学大系より)

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