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ihatov88の徒然日記

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134シリーズ80'sその4 7/25



 昭和58(1983)年のハナシ

 小学校3年生でした。ワタクシの愛読書「ちびまる子ちゃん」の設定が確か3年生でしたね。ちなみにあれはちょうどワタクシの生まれた年である、昭和49年のハナシだそうです。
 その頃とワタクシが3年生だった頃も変わらず、3年生くらいになるといろんなことに興味を持ち出し、世間にツッコミを入れるようになるんじゃないかな~と思います。3年生になったくらいから、自分の記憶と経験、当時どう考えていたか等がよく思い出せる感じがします。話を戻すと、隙を見つけてぐうたらしているまるちゃんと当時の自分(←厳密には今も)とがよく合っていて面白い、若しくは共感できると思えるのでしょうか。
 
   * * *

 世間では夏休みが始まりました。でも、補習のような形で現代の学校はもうちょっと続くようです。
 当時は夏休みはほぼきっちり七月の20日くらいからでしたが、土曜日も午前中は学校、行ってましたね~。
 午前中は学校に行って、昼前に帰ってゴハン食べながら吉本新喜劇を見るというのが関西人のルーティンみたいなものでした。会社勤めの父は早くから週休二日になっていたので、早く大人になりたいと思ったものでした。
 早く終わるから遊ぶ時間も長く、夏でも汗かいて暗くなるまで外で遊んでいましたね。
 お金の概念も持つようになり、小遣い貰って近所の駄菓子屋によく行ったものでした。当時の駄菓子屋は50円あったらけっこう遊べました、消費税なかったですし。月の小遣いは500円。最初はお札で貰ってたのに、いつの日か硬貨になってしまいましたね~。同じ額なのに小遣い減ったような気になったものです。ひと月でどれくらい使えるのか頭でソロバン弾いて、残った分を欲しかったおもちゃに充ててみたりと、色々と具体的に数字を考えるようになったのはこの頃でした。
 
 それと、今だから言えることですが、異性を気にするようになったのもこの時でした。これも知恵をつけたと言えるのでしょう。
 9歳の八馬少年の最大のテンションMAXといえば当時気になってた女子とくじ引きで席が隣になったことでした。相手はどう思ったかは別問題ですが。ウブな八馬は本心など言えるはずもなく、一人喜んでいたのですが、21世紀生まれのウチの娘たちにそんなエピソード話したら、

「それは、言わなアカンって」

 現代っ子はオープンですね。当時の子どもたちはそんなこと言えませんでした。ま、それも良き80年代かな。
 最後に言っとくぜ、ムスメたち。もしあの時思いを伝えたらチミらはこの世に現れなかった……かもよ。

作品名:ihatov88の徒然日記 作家名:八馬八朔