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ihatov88の徒然日記

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52 悲しき関西人の性 1.7



 何度も書いていますが、典型的な関西人です。中心は間違いなく大阪、でも周辺には京都や神戸などもあり、同じ関西でもちょっとずつカラーや言葉が違います。ワタクシの持論ですが、関西は基本的に大阪のテレビ局が関西を広くカバーしているので、得られる情報やら話のネタなどが形成されてるんじゃないかなと思います。なので、ひとくくりに「関西人」というのは他所の地方の方から見れば大きく変わらないと思うんです。

 簡単に言いますと、関西人はとにかくボケる、ひたすらボケる。いつも人を笑わせたろうと考えているのは本当です。イケメンさんでなくても面白かったら人気者です。たとえいじられてもそれが面白いと思われたらつい「おいしい」と思ってしまうのです。これが関西人の典型、すなわち悲しい性なのです。

 ハイ、前置きが長いのは年とってクドくなったからでしょうか――。本題入ります。

 先日兵庫県の北にある城崎温泉で大きな火災がありました。たまたま正月で親戚が集まってそのニュースを見ていたのですが、そこにいた一回り年下の従妹が、
「そういや10数年前に温泉行かへんかった?」とワタクシとヨメに言うのです。
「ああ、行った行った。しかしずいぶん前の話やのう」
 これはその時の話です。

 当時は新婚。子もおらず休みの度に身軽に遊んでいたワタクシたち。当時近所に住んでたまだ高校生の従妹は居候のように絡みに来てたんです。ある日3人でドライブがてらにさっき言いました城崎温泉に行ったのです。
 車で二時間、つけば町は温泉街。浴衣で外湯巡りをする人の姿も見受けられ、足湯もあって開放的な雰囲気。さすが関西でも有名どころの温泉。
 そうなんです、有名な温泉なんです。3人で町を闊歩する若者たち、普段の会話も誰かがボケれば誰かがツッコむ。決して珍しいわけでなし。そんな中、外湯群の中央を流れる川の石橋の上。それを囲むように人だかりができていて、テレビカメラを構えた人の姿が目に入ったのです。
 テレビのロケをやってるのはすぐに理解しました。橋の上には男女が一組、女性の方は当時「キレイなお姉さん」として人気だった水野真紀さんでした。それを見て我々三人、ちまたで見かけない芸能人を見て思わず、
「ああーっ!」
と叫んで指を指したその先は横にいた……、
   
   「アホの坂田や!」

 イケメンさんでなくても、面白かったら人気者です。ああ、悲しき関西人の性。三人揃ってアホの坂田を指差して興奮するなんて……。どっちを見かけた方が話のネタになるっちゃ、そりゃあ、ねぇ。

 フォローしときますけど「キレイなお姉さん」は確かにキレイだったですよ。

作品名:ihatov88の徒然日記 作家名:八馬八朔