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嘘でもいいよ vol.20 悪事

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嘘でもいいよ vol.18



指先で彼のモノにそっと触れる
固くなった彼のそれを
優しく握り上下に軽く動かしてみた。
「うっ」
彼の声が聴こえた。
先っぽのツルツルした部分を人差し指でなぞると
我慢汁が出てきた。
唇をすぼめ、そこにあててみる。
少しだけ舌先を出してチョロチョロとくすぐるように
舐めてみた。
「もっと強く…」
口の中に彼の物を思いきり含み
歯にぶつからないように気を付けながら
頭を上下に動かすと
彼が私の頭をなでた。
「気持ちいい?」
「うん」
「純君………もっと声出して」
「あっ…気持ちいい」
彼の言葉に私はますます興奮し
もっと彼を喜ばせたくなる。
彼の物を口に含んだまま
右手で彼のモノの付け根をいじりながら
左手で彼の乳首をいじる。

「純君………もっと感じて…」

「レイちゃん」
彼が起き上がり、私を寝かせた。
「いれていい?」
「うん」
彼がベッドヘッドに手を伸ばしコンドームを
探している。
「つけないでいいよ」
私がそういうと、彼はトロンとした瞳で
私を見つめ、激しいキスをしてきた。
くぐもった声で互いに囁く。

「あいしてるよ…」
「あいしてる」

「そっと入れるから」
ヌルっと彼の熱いモノが入ってきた。

「あん…」
「うっ…」

二人のあえぎ声だけが
小さな部屋に響く。

「いくよ」
「うん、一緒にいこっ」

頭の中が空っぽになって
このまま死んでしまってもいいとさえ思えた。
体が熱くて、私は彼のSEXにおぼれた。


「お風呂はいろっ」
彼が私の手を引っ張る。

浴室は明るいけれど、もういいや。
拒否したら子ども扱いされるだろう
どうせおばさんには変わりないんだ。

冬の始まり、ついに私たちは結ばれた。

作品名:嘘でもいいよ vol.20 悪事 作家名:momo