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漢字一文字の旅  第三巻

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四の二  【能】



【能】、なんと水中に住む昆虫の象形だとか。
それってタガメにゲンゴロウってことかな。果てはヤドカリに似ているとか。

それがなぜ能力の【能】になったのだろうか?
いろいろな説がある。だが、いずれももう一つよくわからない。
とにかくゲンゴロウに似た字が「能ある鷹は爪を隠す」の【能】なのだ。

そんな【能】、なんでもOKが「万能」。そして万能細胞がある。
ヒトは受精卵以外に万能細胞は存在しない。
しかし、京都大学の山中教授は皮膚細胞に遺伝子を入れ、人工的に万能細胞を作った。
そして『 iPod 』のように普及して欲しいと願い、『 i 』を先頭に付けて、『 iPS細胞 』と名付けた。

その後、2014年1月、神戸の理化学研究所の小保方晴子さんは『STAP細胞』、つまり「刺激惹起性多能性獲得」を持つ細胞を発表した。

細胞分裂は「不可逆」、この常識を最初に覆したのが『 iPS細胞 』。
小保方さんはさらに世の中の常識をひっくり返す。

細胞を細い管に通すと,細胞が初期化する、つまり元ある状態に原点回帰すると仮説した。
小保方さんは実験を繰り返し、最終的に、弱酸性溶液に25分浸し、細胞を瀕死の状態にするのが最も初期化し易いと発見した。
まさに世紀の大発見だ。

ということで、ここから鮎風の推論。
弱酸性のゆず風呂に1回25分浸かり、それを瀕死の状態に、のぼせ上がるまで繰り返せば、メタボの細胞は初期化され、若返る……ってことか?

うん、確かに、ゆず風呂って、お肌つやつやになり、気持ちがスカッとしませんか?

ということで、【能】という漢字、たとえ水中に住む昆虫でも、希望が湧いてくる。