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タマ与太郎
タマ与太郎
novelistID. 38084
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Tadの「なんちゃって留学記」 2008.6.29~7.14

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修了証も無事授与され、2週間の短期留学も終わりを迎えようとしている。
荷物を整理し、お世話になったホームステイ先の部屋にも別れを告げ、
留学ジャーナル手配の車を待つことになる。

Devera familyの子供たちと涙のお別れを想像していたTadであったが、
子供たちは皆外出し、到着時と同じように拍子抜け状態である。
それでもhost momとdadが見送ってくれる。
滞在中BBQをやってくれた庭。
その庭のテーブルでは、Tadのギターでdadとジョン・デンバーを歌ったな。
3人で記念写真を撮ったり最後のおしゃべりを楽しみながら迎えの車を待つ。
少々遅れて車が到着し、いよいよお別れのときが来た。

Thank you for everything!
(いろいろありがとうございました)
Please come to Japan someday!
(いつか日本に来てください)

Host momは見えなくなるまで手を振ってくれた。

帰りのバンクーバー空港は、成田行きの搭乗手続きをする日本人客の長蛇の列ができていた。
行列に並ぶのが大嫌いなTadであるが、こればかりは並ばざるを得ない。
1時間近く並んでやっと手続きを済ます。
ギターは例のごとくシールを貼らされ、貴重品扱いとされる。
身軽になったTadは、残ったカナダドルの硬貨を使い切ろうと土産売り場を歩き回る。
一番安いTシャツがわずかな金額足りず、やむなく小銭は持ち帰ることに。

機器の点検の影響で予定時間を1時間近く過ぎ、搭乗が始まった。
ネットでTadのフライトをトレースしていた家族もやきもきしていたようだ。
復路は偏西風の影響で往路よりも時間がかかる。
日付変更線と平行して飛行するところがあり、なかなか日付が変えられないTad。

到着した成田はバンクーバーに比べるとかなり蒸し暑かった。
この「蒸し」が付くかどうかで暑さの感じ方は全く異なる。
ターンテーブルからオレンジ色のスーツケースはすぐに出てきた。
すると、すぐに見慣れたギターケースが同じところから出てくるではないか。

「何だよ、今度は同じところかよ!」

貴重品は別ルート、と学習したつもりのTadであったが、
この中途半端な貴重品の対応には戸惑うばかりであった。

来るときと同じ成田エクスプレスに乗り込み、2週間ぶりの我家へたどり着く。