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今日の報道と洗脳

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 隣の芝生は青く見えるの例えどおり、どちらもみんな対極を作り攻撃し合っているだけなのが未だ分からないのだろうか?教育現場など悲惨なもので学校に14時間勤務に加え持ち帰りは2,3時間当たり前。勿論残業手当などなく、親は責任を逃れすべて現場教師に課せられる。そのため早期退職者は後を絶たず、精神疾患の教師も年々増加する一方。少子化の影響で採用は少なくなり、それを補うのは臨時と講師、彼たちを教えるセクションはなく委員会から降りてくる管理書類に忙殺され授業の研究などする間は無く何かあれば責任を押し付けるのである。いつ首になるか分からない臨時をあなたはするだろうか? そんなことが許されるのは小泉が言い出した派遣法意外にはないのではないか?
もし景気が良くて、一般企業の方が給料も良く待遇も良かったとして、あなたは公務員になろうと思うだろうか?一日の殆どを仕事に回され責任は取らされる教師を目指そうと思うだろうか?公務員が悪いわけ(組織的に悪い面も勿論あるが)ではなく、一般とのバランスが崩れたのであって公務員の給与を減らすという事は反対から見ると企業の給料を上げるということではないのだろうか?

 無論組合が反発するのは当然ではあるが、その組合とて自分達の責任は誰が取るわけでなく、つまりは上には問題といいながらこの官僚制度そのものを行っているのが組合の執行部なのである。ここでも自分達が間違っていないと我を張るだけで本質を見ようとは決してしない。だからこれまた対極同士が綱の引っ張り合いをし、笑うのは議員と首長だけ。

 昨晩ニュースで取り上げていた次期戦闘機F-35の値段が当初99億だったそうだが、値上がりして最後は150億になるとの事だが、民間の契約でそんな契約聞いたこともなく防衛費だとどうでも出来るのであろう。その先はアメリカが日本から金を巻き上げているだけで、アメリカといえば大きな感じもするがなんてことは無くそのメーカーはロッキード。当然その先にはあの名門といわれる一族が仕切っているわけで全てやらせと分かりきったことを政治家は金を貰えるばかりか歯向かうと怖いので誰も言えない。言うとすれば共産党だろうが、その共産党も先ほどの組合と同じで官僚化して自分達は責任を取りたくもなく、市民の共感を得ようともせずただ闇雲に反対を繰り替えす。

 全て立場が違うだけでやっていることは同じなのだ。会社で言うなら経営は大変であり、従業員も大変な訳だ。賢い経営者は組合などといわず従業員も経営に参加させ共に苦労を分かちあい、共に高みを目指すのである。経営者は倫理を持ち、従業員を育て、従業員は経営の責任を持つ大変さを理解し、お互いにスクラムを組むことこそ大事なのだ。その時に重要なのはガラス張りの状況とお互いがお互いを理解する考えと姿勢なのだ。自分の考えを変えないということは、相手も考えを変えない。いつまで経っても綱を引きあうだけ。あとは力関係のみしか残らないだろう?それを高みの見物して利益だけ巻き上げている人間が他にいるってことをどうして分かろうとしないのだろう?
作品名:今日の報道と洗脳 作家名:のすひろ