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超短編小説  108物語集(継続中)

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 街路樹の柔らかな木漏れ日、その中をしばらく歩くと探偵社があります。そう、僕は塩眞三朗と申します。
 この自然豊かな町で生まれ育ち、一応一端の探偵になることができました。その恩返しにと、町の人たちの難題を解決するため探偵として日夜奮闘してます。
 それを評価して頂いているのか、依頼が多く、ホント身がすり切れるほど毎日が忙しいです。

 そんな僕を見て、町の人たちは冗談ぽく、探偵の三朗ですから、使い切った電池、タン三と呼ぶのですよね。もちろんそんなの気にしてませんが。