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病まない雨はない

雨自身が患っているのだ
その悲しみは

僕らの傘で1ジャンプして
地面にポツリと落ちていく

陽気な青空だって
心病む時がある

泣けばいいさ空

僕らの分も泣いてくれ

アスファルトに滲んでいく君の悲しみは
きっと誰かの恵みとなるさ

だからさ　思う存分に泣きなよ

その涙雨粒は
時に僕らに暖かく
時に冷たいのだけれども

きっときっときっと
僕らと空はおんなじ思い

『悲しみは万物に共通の感情なのだ』