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幽霊屋敷の少年は霞んで消えて

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「そうそう。なんかさ、あそこホントやべぇよな。テレビとかではよく、幽霊屋敷特集とかやってるけど、アレの比じゃないよ」
「だべだべ。ホントにあそこはヤバイベ。ゼッテーなんか棲んでるべ」
「ははっ。それこそ死神とかなぁ」
「それを言うなら、あの建物自体が死神だべ」
「違いねえッ!」
話をしていた少年たちは、その年独特のゲラゲラとした声で笑った。
「ふぅ……」
わたしは再び吐息を吐き出す。
しかし、今度はため息ではない。
希望の吐息だっ!
ガタリッ。
もうね、このトーキングはわたしの作家魂に火をつけたよッ!
わたしは懐から手帳とボールペンを取り出すと、少年たちの方に向かった。
「その話、もう少し詳しく聞かせてくれないかい?」