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緑の季節【第二部】

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薫風が吹きぬけた。
見上げると川沿いに柳の並木があった。
この街は、古風な趣と近代的な企業が共存する。

覚士が、この町に移り住んでから早2ヶ月の時が流れていた。
突然の辞令にほとんど支度もないまま引越した後、毎日、新しい会社の中で戸惑いながら仕事を始めていた。
残業も否めない現状では、休日はただベッドでのびて過ごすか、必要なものを片付いていない荷物の中から掘り出すことで終わっていた。
出かける先といえば、コンビニかドラッグストアくらいのことであった。

覚士に用意された部屋は、最寄りのバス停まで数分のマンション2階の日当たりの良い
南向きの大きな窓のある1LDK。
ほとんどの家具や家電の完備されているマンスリーマンションの一室を会社が契約借用しているようだ。
その為、入居してすぐでも不自由なく生活が始められた。

作品名:緑の季節【第二部】 作家名:甜茶