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クリスマスプレゼント

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 そのとき、夕暮の街にはきれいなイルミネーションが溢れていたの。なんだか、夢を見ているようだったわ。
「あなたのような可愛いひとが……そうなんですか。しかし、不思議なことがあるものです。ぼくの家はあなたの家のすぐ近くですよ。驚きました」
「そうなんですか?じゃあ……」
「なんでしょうか?」
「お会いしたことがあるかも知れませんね」
「ないと思いますよ。今日、引っ越して来たばかりですからね」
「今日ですか?そうなんですか」
「引越して正解でした。玉山さんはお仕事されてますか?」
「ええ。自動車会社の工場に勤めています。実は、この車のメーカーのOLです」
「驚きましたね!ぼくもこの車を作っている工場に勤めていますよ!この車のデザインの一部を担当しました」
「そうなんですか!だったら同じ会社の社員ですね!」
「そうですよ!同じ敷地内の、別の建物で働いているということですね。あれ?もしかしたら……」
「え?どうしたんですか」