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せき あゆみ
せき あゆみ
novelistID. 105
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ことばの雨が降ってくる

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*郵便局の人たち*



投稿をしていると、お世話になるのが郵便局の職員方です。当たり前のことですが、いろんな人がいるものです。

丁寧な人。素っ気ない人。無愛想で感じの悪い人。とんちんかんな人。

若いときから、同人誌やらミニコミ誌やらを作っていたので、発送するのに郵便局にはずいぶんお世話になりました。

一昔前は、ほとんどが横柄で、無愛想で、感じの悪いおっさんばかりでしたが、最近では女性職員もいるようになってずいぶん変わりました。

いや〜、本当に昔は意地の悪いおっさんがいて、ずいぶん不愉快な思いをしました。
今は「冊子小包」って言い方がかわりましたが、昔は「書籍小包」と言いましたね。
これって、閉じた封筒の一部分を切って開いて出しますよね。そのとき「開き方が狭い」と言ってじょきじょき切られたことがあるんですよ。
「取り扱い方が雑だからそういう風にしたのに、失礼だ」と局長に文句を言ったこともあります。
実際に荷物は蹴飛ばすわ、放り投げるわ、で客の見ている前でやるなよ、と言いたいくらいでした。

まあ、それは過去のこととして、無愛想でも感じが悪くてもちゃんと仕事をしてくれればいいのですが、とんちんかんな人には困ります。

あるとき、パソコンが壊れてしまい、応募用の原稿を手書きで清書をしました。5枚や10枚ならそうでもないのですが、よりによって20枚の作品です。
誤字のないように気を遣って書いたものですから、思ったより時間がかかってしまい、午後7時近くになっても終わりません。
締め切りはその日の消印有効です。

郵便局に電話をしたら、対応してくれた局員さんは親切な態度で、8時まで受け付けることや消印はちゃんと今日のを押すと言ってくれたのです。

8時ぎりぎりに書き上げたワタクシ。急いで郵便局に向かいました。

窓口に出てきたおっさんの局員は、もう終わりだと思ったときに来たものですから、めんどうくさいな〜という態度が見え見えで、こう言ったのです。
「発送するのは明日ですよ」
ですから、ワタクシ、こう言いました。
「はい、いいんです。今日の消印を押していただければ」
ところがですね。そのおっさん、意地の悪いことに、
「明日発送するんだから、消印も明日だよ」
と言う。
「あら、今受け付けたんだから、今日の消印のはずでしょ」
とワタクシ応酬しました。
「今日押したって、明日発送なんだから、明日なんだよ」
これに、むかついたワタクシ。
「先ほどお電話したとき、受け付けた日が消印日だって確認しましたから、今押してください」
断固として言い切りましたよ。

また別の日、締め切り日必着だった公募の時のこと。送り先は北陸です。締め切りまであと2日。
「すみません。これ、○○日まで速達で届きますか?」
このとき、窓口にいた局員さん。
「そうですね〜〜。ぎりぎりかな〜。無理かな〜」
なんとも間延びした返事。
「間に合わなければ、宅急便にしますから……」
と言ったら、
「ああ、でも速達なら間に合いますよ?」
ですって。

だから、速達って言ったじゃない!
もう、つっこむ気力もなく、速達で受け付けてもらって帰って来ました。

ですが、感じがよくて親切な人がいるのも事実です。
窓口にその人がいると、ほっとします。

で、ワタクシ、勝手にその人をモデルにして物語を書きました。
“はるさんの手紙”の西山さんです。

この作品で、新美南吉童話賞の特別賞を戴いたときには、思わずその方に「ありがとう」と言いたくなりました。