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漢字一文字の旅  第一巻(第1編より第18編)

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八の六  【嵌】


【嵌】は、「山」/「甘」/「欠」の組み合わせ。
「甘」は鍵を掛けた字、「欠」は口を開いて立つ人を横から見た形。
これらに「山」が加わり、山中の入り込んだ窪(くぼ)みとなり、その中に物を入れる意味となるらしい。
これって一体どういうことと叫びたくなる。

そんなややこしい漢字だが、音で(カン)と読み、訓で(はまる)と読む。
そんな「ハマル」、最近大流行だ。
やれ韓流に、やれゲームに…ハマッタ! ハマッタ!
世間の皆さま、あちらでハマッタ、こちらでハマッタ、あちゃこちゃでハマリッ放し。

そして、また、その予備軍たちは口を揃えて仰られま〜す。 私…ハマリそう!   
こういう事態を麻雀で言えば、カンチャン待ちされていて、
そこへわざわざホウチャン(放銃)するようなもの。
要は、敵は四萬と六萬の間の五萬で待っていて、そこへわざわざ値打ちの赤五萬を放り込んで…ロン(栄)!

そんな「カンチャン待ち」、それを漢字で書けば、四と六の間の「間ちゃん待ち」ではない。
正しくは、まさにハマリ込むの、【嵌】張待ちなのだ。
またこういう事態を、言い換えれば、どつぼに【嵌】まった…と言うらしい。

されど、されどだ。    
あ〜あ、まだまだ、あれやこれやに…【嵌】まりそう!