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漢字一文字の旅  第一巻(第1編より第18編)

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六の四  【謎】


【謎】、「言」の「迷い」と書き、「なぞ」。
なぜこのような漢字になったのか、字源で調べてみても不明瞭。
言葉の迷いが【謎】なのかと勝手に解釈してみても、やっぱり、【謎】の字体そのものが…【謎】なのだ。

そして、そんな【謎】を二つ並べれば、もっと【謎】となり、庶民の間では楽しい「なぞなぞ」となる。
古(いにしえ)の時代のなぞなぞ。

嵯峨(さが)天皇は「子」を十二個並べて…「子子子子子子子子子子子子」。
これを読めと言う。

「子」の読みは、(ね)、(こ)、(し)、(じ)がある。
だから、「ねこのこ こねこ、ししのこ こじし」だとか。
漢字を入れて、(猫の子子猫、獅子の子子獅子)と読むのがどうも正解らしい。

しかし、おもしろ〜いと感心している場合じゃない。
【謎】、世界七不思議に始まり身近な謎まで、この世は謎だらけ。
その中でも一番不可解なのが男女間の【謎】。

世間で言われている、男にとっての女の三大謎とは。
(一) なぜ女は、いつも男の嘘を見破ってしまうのか?
(二) なぜ女は、突然にうまく泣き出せるのか?
(三) なぜ女は、昔の話をそんなに憶えているのか?

そして、女にとっての男の三大謎とは。
(一) なぜ男は、簡単に見破られる嘘を、いつもついてしまうのか?
(二) なぜ男は、女の話をきちんと聞かず、またすぐに忘れてしまうのか?
(三) なぜ男は、勘違いしてしまうのか?

こんな男と女の【謎】。互いに答は見付からず、決して歩み寄れないだろう。
しかし、【謎】は【謎】として、それでも地球という小さな星で共に暮らしている。

これこそが…まさに永遠の【謎】なのかも知れない。