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帰還〜from　the　Mars（曲付き）

〜１番〜
　[Ａメロ]
　　目指そう今こそ
　　遙けき彼（か）の地へ
　　総てはこの日を
　　迎えるためだと

　[Ａメロ２]
　　目覚めよ今こそ
　　たゆまぬ意志の許に
　　幾重の闇さえ
　　深い愛おしさに変わるのは

　[サビ]
　　その先に浮かぶ
　　たったひとつを
　　誰もがそのひとつを
　　知っているから

〜２番〜
　[Ａメロ]
　　放てよ想いを
　　追憶という名の
　　まっすぐに進む
　　慕情は光に

　[Ａメロ２]
　　忘るな涙を
　　与えられし人類（もの）よ
　　地球（ふるさと）から授かりし
　　一番小さな海原を

　[サビ]
　　母星（はは）の面影が
　　鮮やかなのは
　　誰もがその海を
　　抱いているから

　　誰もがそのひとつを
　　抱いているから


※大大大好きなフィリッパ・ジョルダーノの『Lost　Boys　Calling』という
　作品に曲をつけたもの。映画『海の上のピアニスト』の挿入歌で歌い手も
　別人（こちらは男性）だが、私はジョルダーノのデビュー・アルバム収録
　ヴァージョンを愛してやまないので、こちらを使用。
　私は人様の曲を、自作小説のイメージサントラにするという暴挙だけでなく
　誰もが知ってる著名作品のイメージサントラにし、独り悦に入るという愚挙
　も時折やらかす。
　同じデビュー・アルバム収録の『マリア、海辺にて』という曲は、
　ここ１０年『ポーの一族』最終話のイメージ曲として完璧に根付いており
　もはや死ぬまで抜けそうにない。