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CROSS 第14話 『挨拶まわり』

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 そのころ、射命丸は自分を押さえつける咲夜に、報道の自由があ
るとを主張していた……。咲夜は構わずに射命丸を押さえつけてい
たが、レミリアに合図を送られると、押さえつけるのをやめた。咲
夜の手が離れた瞬間、射命丸は少佐に向かっていった。
 そして、少佐をフラッシュ撮影した後、ポケットからメモ帳を取
り出し、
「ちょっと取材させてください!!! もちろん、OKですよね?」
「……いいですよ」
少佐は断れない様子でそう言うと、
「コイツに変な質問したら怒るわよ」
レミリアがそう言った。
「なぜ湖に落ちたんですか?」
「……わかってて聞いてませんか」
「じゃあ、次の質問ですが、あのベンツはどうしますか?」
「あの「3匹」の妖精にくれてやるよ!」
「……あの「3人」の妖精にですね?」
「うん、そう」
そこで射命丸は深呼吸して、
「じゃあ、最後の質問ですが、レミリアさんたち紅魔館の根回しで
 758号世界の管理者やCROSSのリーダーになれたことにつ
 いてどう思いますか?」
真面目な表情と口調でそう聞いた。本当に聞きたかったのは、この
質問だろう。
「…………」
少佐は答えてはダメな質問だと思い、黙った……。その予想は的中
したようで、
「咲夜!!! どこかに連れてって」
「はい」
レミリアは咲夜にそう命令した。
 射命丸は咲夜に連れていかれた……。射命丸はワーワー叫んでい
た……。

「じゃあ、後はこっちでやっておくから、もう帰っていいわよ」
「わかりました」
少佐はそう言うと、そこから離れようと野次馬の人ゴミの中に入っ
ていった……。何人かの野次馬が少佐を笑っていた……。少佐は恥
ずかしそうに、野次馬の人ゴミの中を通過していった……。その様
子を、空中にできた空間の裂け目から、あの紫という女性が黙って
見ていた……。



「……先が思いやられるわね」
残されたレミリアはそう呟いた……。



   【 第14話 終わり 】

        つづく